ですとろんしゅりょうデストロン首領

- 登場作品
- 仮面ライダーV3
- 初登場回/初登場作品
- 第52話『デストロン最後の日』(1974年2月9日放送)
■説明
秘密結社「デストロン」を束ねる謎の存在。
その正体はかつて、悪の秘密結社「ショッカー」および「ゲルショッカー」を率いていた首領であり、ゲルショッカー崩壊後にデストロンを組織し再び暗躍していた。
これまで同様、決して自分の姿を見せることはなく、デストロンのシンボルマークであるサソリのレリーフを通じ音声のみで配下たちに指示を送っている。その命令は絶対であり、たとえ大幹部であっても決して逆らうことはできない。配下からの信頼は厚く、任務を遂行した者を褒め称えることも少なくはないが、組織の一員として使えないと判断すれば、それが何者であっても残酷な処分を下す冷酷さも秘めている。
デストロンと仮面ライダーV3との戦いが激化していくと日本を訪れ、風見志郎の前に姿を現すが、このときは三角頭巾にマントを羽織るという全身を隠した姿だった。
そして、デストロン最後の大幹部であるヨロイ元帥が爆破とともに倒れると、秘密の部屋でV3を待ち構える。そこに現れた首領の姿は、胸部の空間に奇怪な心臓が蠢く白い骸骨であった。自らを「死神」と名乗りV3に迫ったが、バラバラにされたうえで心臓を破壊され、その動きを止める。だが、頭部に隠されていたテープレコーダーのようなもので言葉を発し続けると、デストロンの終焉、そしてV3を道連れにすることを語り、アジトとともに自爆した。
この骸骨が本当に首領の真の姿だったのか、デストロン亡き今、それを確かめるものはいない……。
身長:不明
体重:不明
特色/力など:圧倒的なカリスマ、ガイコツのような体、首領親衛隊
声:納谷五朗(なや・ごろう)