がるまじろんガルマジロン

- 登場作品
- 仮面ライダーV3
- 初登場回/初登場作品
- 第41話『あッ!人間が溶ける!ヨロイ元帥』(1973年11月24日放送)
■説明
アルマジロの特性を持つ改造人間。
秘密結社「デストロン」の理想に心酔する風見志郎の親友、高木裕介が、ナチスドイツの移植技術を用いた改造手術を受けたことで誕生した。元々の高木と姿を使い分けることができる。
背部に突起のある膨れ上がった上半身が目をひき、その表皮はカラフルな鱗に覆われている。この鱗は身体から剥がれると人間を溶かす効果を持つ毒液を発生させる特性があり、これを遠隔操作で操って対象に付着させる。
左腕の先端は鋭いカギ爪になっており、前腕部からは小型の矢を発射可能。遠近ともに隙のない戦いを展開できる。さらに背中を向けて突進し、突起を相手に突き立てる「ガルマジロンバック攻撃」という必殺技も持つ。
ツバサ大僧正亡き後、大幹部として新しく現れたヨロイ元帥の最初の刺客として、仮面ライダーV3の命を狙う。
かつて労働力として拉致した山下喜作がデストロンのアジトから脱走。これを敢えて泳がせ、志郎と合流させる。そして、高木の姿で山下が入院する病院に現れ、志郎への協力を宣言してその味方を装った。
志郎が戦闘員と戦っている隙に、鱗を放って山下とその家族を襲撃。そして一家全員を戦闘員に拉致させるとこれを追い、志郎も追走させてアジトへと誘導した。
アジトに到着すると、ヨロイ元帥の命令により志郎の前で正体を現し、彼を落とし穴の罠に嵌め、地下牢へと落下させる。閉じ込められた志郎のもとに高木の姿で現れデストロン入りを勧誘するが、志郎は断固として拒否。V3に変身し牢屋を脱出する。
この様子をヨロイ元帥に裏切りと判断され、それを否定したい高木はガルマジロンの姿となり、V3と拳を交え、ガルマジロンバック攻撃を繰り出すなど激しく攻め立てる。だが、足払いを受けて地面に転がされ、ひるんだところに「V3回転フルキック」を受けて崖下へと転落する。
最後は高木の姿に戻り、志郎に何かしらの思いを伝えようとするも、叶わず息絶えた。
身長:215.0cm
体重:87.0kg
特色/力など:人間を溶かす毒液を発生させるウロコ、ガルマジロンバック攻撃、右腕のカギ爪
声:西崎章治(にしざき・しょうじ)