きゅうけつかめれおん吸血カメレオン

- 登場作品
- 仮面ライダーV3
- 初登場回/初登場作品
- 第50話『小さな友情』(1974年1月26日放送)
■説明
改造人間のカメレオンが強化改造手術を受け、パワーアップした姿。
外見は改造前と変わらないが、新たに伸縮する長い舌を手に入れ、これを対象に巻き付けて血を啜る。また、口腔部から「吸血鬼化ガス」を噴霧。これを受けた人間は長い牙を持つ吸血鬼に吸血鬼に変貌し、吸血カメレオンの意のままに操られてしまう。体色および影を風景と同化させ、擬似的に透明化する能力を持つ。
秘密結社「デストロン」が目論む「新改造人間製造計画」に必要な子供の血を集めるべく暗躍。
養護施設「みどり学園」の子供たちに狙いを定めて血を集めていたが、施設の少年、須藤健一を襲っていた際に風見志郎に見つかってしまう。戦闘員が捕らえた健一を人質に抵抗しないように迫るも、そこに結城丈二が駆け付け健一の身柄を奪われてしまう。そして、志郎が変身したV3との戦闘になるも、手合わせ程度で撤退。
その後、吸血鬼化ガスを使い、健一以外のみどり学園の子供たちを吸血鬼に変貌させると、学園の職員である木村先生を脅し、志郎を学園へと呼び出させる。まんまと誘き出された志郎に対し、木村先生を人質にしながらデストロンへの忠誠を迫るもこれを拒否されたため、吸血鬼化した子供たちに志郎を襲わせる。手出しできず学園外へと逃げた志郎を追い、舞台は波止場へ。
そこに健一から連絡を受けたライダーマンが現れて混戦に。吸血鬼化させた子供たちのことも忘れてV3との戦闘に夢中になり、長く伸ばした舌で首を絞めて苦しめるが、それが仇となりV3に舌を引き裂かれ抜かれて悶え苦しむことに。トドメとばかりに「V3フル回転キック」の直撃を受け、吹き飛んだのちに口から泡を噴き出して消滅した。
身長:180.0cm
体重:89.0kg
特色/力など:吸血能力のある舌、吸血鬼化ガス
声:山下啓介(やました・けいすけ)