じゅうじんへびとんぼ(ようちゅう)獣人ヘビトンボ(幼虫)

- 登場作品
- 仮面ライダーアマゾン
- 初登場回/初登場作品
- 第13話『迫る!十面鬼!危うしアマゾン!!』(1975年1月11日放送)
■説明
強い肉食性をもつ昆虫、ヘビトンボの幼虫の特性を持った獣人で、両腕の先には巨大なカマを備え、節のある臀部からはそれぞれ左右にトゲのような部位が伸びている。
幼体から蛹化を経て成虫へと変態するという特異な性質を持つ。
蛹には「インカの毒」と呼ばれる猛毒が含まれており、触れると噴き出してしまう。
山林で岡村まさひこと秘密結社「ゲドン」が父の敵だと主張する女性、名古屋美里を襲い、さらに駆け付けたアマゾンにも攻撃を加えるも、アマゾンを助けにきたモグラ獣人の攻撃に怯んだ隙に逃げられてしまう。その後、山小屋に身を隠していた美里とモグラ獣人を再び襲撃すると、仕返しとばかりにモグラ獣人を痛めつけ、美里を連れ去った。
状況を知り自分を追ってきたアマゾンに対し、美里を人質にしてギギの腕輪を渡すように迫るが、アマゾンは拒否。実は美里は赤ジューシャのひとりであり、あえてアマゾンたちに接近させていたのだったが、彼女がモグラ獣人を見て驚かなかったことから、アマゾンにはその正体を看破されていたのだ。
自作自演の人質作戦が失敗したことで、獣人ヘビトンボ(幼虫)はアマゾンが変身した仮面ライダーアマゾンと真っ向から勝負をすることもになったが、これといって決定打を与えることはできず、アマゾンライダー必殺の「大切断」により、両腕のカマを切り落とされてしまう。打つ手なしの状況のなかで、アマゾンライダーからはゲドンのアジトの場所を問い詰められると、口から緑色の泡を吐いて蛹へと変化した。
そこに「ガランダー帝国」の黒ジューシャが現れて蛹を回収。そのまま姿を消す。
身長:183.0cm
体重:105.0kg
特色/力など:幼中からサナギを経て成虫に変化、両腕の巨大なカマ
声:峰恵研(みね・えけん)