CHARACTERS

たちばな とうべえ立花藤兵衛(アマゾン)

登場作品
仮面ライダーアマゾン
初登場回/初登場作品
第3話『強くてハダカで速い奴!』(1974年11月2日放送)

「君は一体何者なんだ。いや、それより、どうして変身できるんだ?」

■プロフィール

種族:人間

性別:男性

年齢:不明

職業・身分など:レーサー

家族など:不明


 演:小林昭二(こばやし・あきじ)


■説明

現役のオートバイレーサー。

仮面ライダー1号を始めとする歴代の仮面ライダーたちに協力し、ともに数々の悪の組織と戦ってきた経歴の持ち主。高坂教授とは友人で、かねてからひとりの若者が来日することは聞いていた。その高坂教授は、かつて南米の大アマゾンへ探検に出かけ、インカ帝国の末裔である科学者、長老バゴーと出会って友人となっていた。その際、高坂教授はバゴーが手掛けたマシン「ジャングラー」の設計図を譲られており、立花は帰国した高坂教授からその設計図を預かることとなった。

ある日、立花はオフロードレースに出場し、そこへ現れた秘密結社「ゲドン」のカマキリ獣人に遭遇。襲われて足を負傷したところ、オートバイの騒音を聞きつけてレース場に来ていたアマゾンに救われる。変身して戦うアマゾンを目にした立花は、それまでの経験から彼もまた仮面ライダーであると認識。ほどなく、アマゾンを捜していた岡村まさひこが現れ、彼が友人だった高坂教授の甥であると気づく。そして、アマゾンと名乗る青年こそが高坂教授から聞いていた若者だと悟り、これをきっかけとして彼との交流が始まった。

とはいえ、文明社会を知らないアマゾンには言葉があまり通じず、明確な意思疎通はなかなか難しかった。当初、立花に対するアマゾンの態度も素気なかったが、立花は身振りも交えつつ意思を伝えようとする努力を惜しまず、ときには彼と心が通じ合っていたまさひこを仲立ちとして、アマゾンとの関係を徐々に深めていく。のちにアマゾンが誤解から警察に連行された際は、立花が身元引受人となって彼を保護。高坂教授から預かっていた設計図をもとにジャングラーを組み上げてプレゼントしたほか、自身がゲドンに狙われる理由を考え始めたアマゾンのために、インカの遺物を見せてもらえるよう城北大学にかけあったこともあった。

こうして立花は、日本に身寄りがないアマゾンにとって数少ない友人のひとりとなり、不慣れな日本で戦い続けるアマゾンの心の支えとして、ともにゲドン、これに続く「ガランダー帝国」と戦い抜いたのだった。

なお、立花は優秀なトレーナーでもあり、戦いが終わったのちはアマゾンを説得して一流のレーサーに育てようと夢見ていた。しかし、やはり文明社会は肌に合わなかったのか、戦いを終えたアマゾンは帰郷。立花の夢はかなわなかった。

関連アイテム

  • ジャングラー

関連人物

  • アマゾン

  • 岡村まさひこ

  • 岡村りつ子