CHARACTERS

のぎ れいじ乃木怜治(擬態)

登場作品
仮面ライダーカブト
初登場回/初登場作品
第41話『敗れる最強』(2006年11月19日放送)

「ZECTの諸君。今度はアンチミミック弾というつまらない兵器を開発したそうだね?」

プロフィール

種族:ワーム

性別:男性

年齢:不明

職業・身分など:ワームの指導者

家族など:不明


 演:坂口拓(さかぐち・たく)


この人物が変化する怪人

カッシスワーム ディミディウス

カッシスワーム グラディウス

カッシスワーム クリペウス


説明

カッシスワームが擬態した姿。

眼鏡をかけ、黒い衣服をまとった長髪の青年でステッキを手にしている。

ワームの指導者とあってこの姿のままでも戦闘力はかなり高く、資格者の加賀美新が田所修一の正体を知って動揺していたとはいえ、仮面ライダーガタック マスクドフォームを変身解除に追い込んだこともある。口調は丁寧ながらも尊大で性格は非情。弱者は強者の餌になればいいという価値観から、従えるワームをも容赦なく吸収する。また、本来の姿であるカッシスワームには強力な再生能力があり、倒されても2度まで復活が可能。カッシスワーム ディミディウス→カッシスワーム グラディウス→・カッシスワーム クリペウスと復活の度に姿が変化し、2度めの復活ではふたりに分裂した。

長らく表舞台に姿を見せなかったが、対ワーム秘密組織「ZECT(ゼクト)」が擬態を解くアンチミミック弾を開発したと知って行動を開始する。その後、ZECTはエリアC3のワームを一掃しようと計画。これに先立ち、同地域のネイティブを退避させるよう田所チームに指令を下していた。これを察知した乃木(擬態)は、田所修一、岬祐月、加賀美らのトラックに複数のワーム(サナギ体)を差し向け、自身も現場に現れて逃げ出したネイティブたちを始末。向かってきたガタックを変化して一蹴し、その場を去っていく。

後日、ZECTが作戦を実行すると、乃木(擬態)は自らZECTの部隊を襲撃し、加賀美が変身していたガタック マスクドフォームに続き、現れた天道総司の仮面ライダーカブトをも撃退。エリアC3を完全に制圧して10数名のネイティブと田所を捕獲し、彼らと引き換えにアンチミミック弾の最後の1発を渡すようZECTに要求する。この取引は、交渉役の加賀美、彼に同行していた岬、高鳥蓮華の企みで失敗し、乃木(擬態)自身も続いて現れた天道との戦いに敗れ倒されてしまった。しかし、のちに乃木(擬態)は再生能力によって復活。アンチミミック弾も、解放した人質を連れて逃走する際に加賀美が使用したため、結果的にZECTはアンチミミック弾を用いた作戦を実行できなくなっている。

その後、乃木(擬態)は大量のワーム(サナギ体)を率い、各方面からZECTがマスクドライダーシステムを開発しているエリアZに侵攻。自ら先頭に立ってゼクトルーパーを打ち倒しつつ歩を進め、陥落寸前まで追い込んだ。この際、前線で隊員たちを指揮していた岬を襲って自身の餌にしようとするが、身を挺した神代剣(擬態)によって阻止されている。

その後、乃木(擬態)は変化して駆けつけたガタック、影山瞬の仮面ライダーザビーを撃退したが、時空の彼方から日下部ひよりを連れ戻したのちに駆けつけた天道、加賀美、そして矢車想との戦いに敗れ、侵攻作戦は失敗に終わった。

しかし、ふたたび復活した乃木(擬態)はふたりに分裂。元の世界に現れてひよりと接触した天道総司(擬態)を見かけて取り込もうとするが、これは失敗に終わった。そして迎えたクリスマスの日、乃木(擬態)は岬とデートの約束をしていた剣(擬態)を襲い、、彼の正体がワームだと気付く。そして、岬との待ち合わせ場所に向かった剣(擬態)を追うと、岬の前で彼に紫色の光線を浴びせてワームの姿に戻し、剣(擬態)は自身がワームだと知った。

ところが、剣(擬態)を取り込もうとした乃木(擬態)は、逆に心が人間のままだった剣(擬態)に屈服させられてしまい、ほどなく天道と剣(擬態)が演出した人間との最終決戦の場で最期を迎えた。

関連人物

  • 天道総司

  • 加賀美新

  • 矢車想

  • 影山瞬

  • 神代剣(擬態)

  • 天道総司(擬態)

  • 岬祐月

  • 高鳥蓮華

  • 田所修一

  • 間宮麗奈(擬態)