てんどう そうじ天道総司（擬態）

「ひより、もう苦しまなくていいんだよ。ボクがアイツを消してやるから」

■プロフィール

種族：人間→ネイティブ

性別：男性

年齢：不明

職業・身分など：不明

家族など：不明

　演：水島ヒロ（みずしま・ひろ）

■この人物が変身する仮面ライダー

・仮面ライダーダークカブト

■説明

仮面ライダーダークカブトの資格者。ネイティブが擬態させられた姿でもある。

もともとは人間の少年だったが、対ワーム秘密組織「ZECT（ゼクト）」に拉致されてしまい、廃墟となった渋谷にあるエリアXの施設に監禁された。その後、人間をネイティブ化する実験でネイティブにされたうえ天道総司に擬態させられ、マスクドライダーシステムを始めとするさまざまな実験の被験者にされた結果、ダークカブトの資格者となった。

のちにシシーラワームとして覚醒した日下部ひよりが訪れて彼女と接触。このときZECTの幹部である三島正人が実験していたハイパーゼクターの暴走に巻き込まれ、ひよりとともに時空の彼方へと飛ばされる。

当時、天道（擬態）は自分を捕らえた者たちへの憎悪から理性を失っていたが、時空の彼方でひよりと接するうち正気に戻り、ひよりの兄として行動し始める。のちに、天道が仮面ライダーカブトに変身した状態で現れると、ダークカブトに変身してカブトと交戦。ライダーキックを打ち合って元の世界に送り返している。

この頃、ひよりは元の世界にワームである自分の居場所はないと考えていたため、元の世界に戻ってひよりを悩ませる天道を消そうと画策。逆に返り討ちにされるが、同じく元の世界へ戻ったひよりが戦いを止め、天道に帰還する意志はないと告げた彼女とともに、ふたたび時空の彼方へ消える。

しかし、のちに天道は時空の彼方へ渡る方法を突き止め、再びひよりの前に出現。説得に応じたひよりを連れ去ってしまった。その後、天道（擬態）も元の世界に戻り、ワームとの戦いが終息に向かうなかで、ふたたび天道に戦いを挑むも敗北。止めは刺されなかったものの、現れた三島に回収されてふたたび囚われの身となり、ネイティブの指導者である根岸と三島の会話から、自分が何をされたのかを思い出した。

その後、一度は天道によって救出されたが、三島と根岸を倒すべく彼らのもとへ戻って変身した。しかし、三島は最強のネイティブであるグリラスワームになっており、圧倒された彼は敗北して昏倒。またもや因われた天道（擬態）は、変身した状態で気絶したまま根岸らが人間をネイティブにするために構築した機器に接続された。

その後、変身した天道と加賀美新が変身した仮面ライダーガタックがグリラスワームを撃破。この間に意識が戻りかけていた天道（擬態）は、破壊された機器の爆発から脱出する。しかし、満身創痍のふたりを襲おうと変化した根岸を目にすると、世界をカブトに託しつつ根岸を掴んで爆炎のなかへと消えていった。

■戦闘時の決め台詞など

「知る必要はないよ。だって、君はこの世界で消えちゃうんだから」

「僕はふたりもいらない」

「お前たちは僕が消す」