CHARACTERS

いぶきイブキ

登場作品
仮面ライダー響鬼
初登場回/初登場作品
五之巻『熔ける海』(2005年2月27日放送)

「さて、じゃぁ僕らは魔化魍退治に行ってきますんで、しばらくお待ち下さい」

■プロフィール

種族:人間

性別:男性

年齢:20歳

職業・身分など:鬼(音撃戦士)

家族など:天美あきら(弟子)


 演:渋江譲二(しぶえ・じょうじ)


■この人物が変身する仮面ライダー

仮面ライダー威吹鬼(イブキ)


■説明

仮面ライダー威吹鬼(イブキ)に変身する青年。

本名は和泉伊織で、1986年3月15日生まれの20歳。和泉家は先祖代々、鬼と呼ばれる戦士として人を襲い喰らう怪物、魔化魍(まかもう)と戦ってきた由緒正しき家系で、魔化魍と戦う組織「猛士(たけし)」の人々からは宗家と呼ばれ、総本部も和泉家がある吉野の里に置かれている。和泉家の男子は生まれながらにして鬼となる運命にあり、現在は長として猛士を束ねるイブキの父もかつては「導鬼(ミチビキ)」を名乗る鬼だった。三男として誕生したイブキも当然のように幼い頃から鬼の修行を積んでおり、高校生のときにはすでに鬼として戦っていた。ふたりの兄も同様だったが、のちに次兄は戦いで命を落としている。


現関東支部長の立花勢地郎は、父が鬼だった頃にサポーターとしてコンビを組んでおり、長女の立花香須実とイブキは幼馴染。長年家族のように接してきた姉のような存在ではあるが、現在は彼女をひとりの女性として意識している。ただ、当の香須実はイブキを弟のように感じているため、なかなか気持ちが伝わらず恋愛には発展していない。もっとも、イブキは育ちのよさもあるのかおっとりした性格。私生活では優柔不断な面があり、何かを決める必要が生じると、「間違いがない」という理由から香須実に判断を委ねることも多かった。それは今でも変わっておらず、香須実にしてみれば普段のイブキは少々頼りないのかもしれない。


とはいえ鬼としてのイブキは年齢の割に優秀で、必要を感じればベテランのヒビキにも臆せず意見し、弟子を取りたがらない彼に「弟子を育てるのも大事な仕事」と述べたこともある。彼自身は天美あきらを弟子として育てており、高校生時代にあまり登校できなかった経験から、あきらにはなるべく高校に通って普通の高校生活も経験してほしいと考えていた。

その反面、若さ故の人生経験の差はいかんともしがたく、あきらが鬼の道を進むべきか悩んだ際は彼女の心中が理解できずに悩んでいた。イブキは相談した香須実から「物事を上から見ている」と指摘され、ザンキに相談した際は「師匠になる資格がなかった」と弱音を漏らし、拳で活を入れられてもいる。しかし、イブキはこうした経験を自身を見つめ直す糧として自身の小ささを実感。あきらには自分も悩んていることを率直に打ち明け、「鬼になるかならないか、決められるのは君だけだ」と自身で結論を出すよう促した。

のちに魔化魍が同時に大量発生する「オロチ現象」の兆候が見え始めた際には、命の危険を伴う大地の清め役に選ばれて和泉家の人間としての重責を感じる一方、「死にたくない」と香須実に本音を漏らす一幕もあった。しかし、イブキは恐れを抱きながら逃げずに立ち向かう勇気を見せ、彼を案じたヒビキに半ば騙される形で清め役こそ譲ることになったものの、儀式を行なう彼をトドロキとともに最後まで援護し続け、オロチ現象の沈静化に成功した。


なお、ヒビキを慕う安達明日夢については「可愛い弟分」と感じていた。ヒビキが「彼のため」と明日夢を突き放したのちは、トドロキと一緒に「このままでいいんですか?」とヒビキに問いかけて関係の修復を促し、ヒビキが明日夢の様子を見に行くきっかけになっている。


■戦闘時の決め台詞など

「そうやって、すぐに自分に引き寄せて考えるの、あきらの悪い癖だと思うよ?」

「香須実さんに決めてもらえば確実というか、任せて安心って感じがするからなんですよね」

「すぐにあきらも来ると思いますし、鬼として、頑張ってみます」

関連アイテム

  • 変身鬼笛・音笛

  • 音撃管・烈風

  • 竜巻

  • 茜鷹

  • 瑠璃狼

  • 緑大猿

  • 鈍色蛇

  • 浅葱鷲

  • 黄赤獅子

関連人物

  • ヒビキ

  • 安達明日夢

  • トドロキ

  • 立花香須実

  • 立花日菜佳

  • 桐矢京介

  • 持田ひとみ

  • 天美あきら

  • 滝澤みどり

  • ザンキ

  • 安達郁子

  • 立花勢地郎

  • 洋館の男

  • 洋館の女

  • スーパー童子

  • スーパー姫

  • クグツ(黒・男)