あだち いくこ安達郁子
- 登場作品
- 仮面ライダー響鬼
- 初登場回/初登場作品
- 一之巻『響く鬼』(2005年1月30日放送)
「人生ってほら、転んで這い上がって転んで這い上がっての連続ですもんね。だから鍛え続ける必要があるっていうか」
■プロフィール
種族:人間
性別:女性
年齢:不明
職業・身分など:タクシードライバー
家族など:安達明日夢(息子)、伯父(兄)、伯母(義姉)、千寿(姪)
演:水木薫(みずき・かおる)
■説明
安達明日夢の母。
イケメンに目がなく、ヒビキやイブキ、トドロキと始めて出会った際は心を浮わつかせそわそわしていた。夫とは明日夢がまだ幼い頃に離婚しており、以後はタクシードライバーとして働きながら、ひとりで明日夢を育てている。「女親が何か言っても本人がむくれるだけだから」という理由から、あまり口うるさくしない方針。勉強や人間関係で悩む明日夢を温かく見守り、将来についても「やりたいことをやってくれればそれでいい」と考えているが、考え過ぎて行動をためらいがちな明日夢には、内心やきもきすることもある。
明日夢とは幼馴染の持田ひとみとも付き合いが長く、ふたりの友人である紀子や克典も交え、毎年夏になると海やプールに出かけていた。明日夢に対するひとみの気持ちも気づいており、彼女の従兄であるトドロキとその彼女の立花日菜佳も交えてプールに出かけた際は、付き合い始めた紀子と克典を引き合いに「明日夢はそいういうところ押しが弱い」と評している。料理の腕前はかなりのもので、ひとみは毎年郁子の料理を楽しみにしていたと述べており、遠慮なしに弁当を食べていたトドロキからも「本当美味しいっすね!」と大好評だった。
また、明日夢がヒビキの誘いで山へ出かけた際は、明日夢のアルバイト先の「甘味処 たちばな」に来店。立花香須実、日菜佳姉妹と立花勢地郎と歓談するなか、勢地郎が明日夢と万引少年とのトラブルについて触れると、「若いうちはそういうこともある」と持論を展開。鬼たちの活動にも通じるその内容には、話を聞いていた香須実や日菜佳たちもしきりにうなずいていた。ヒビキが明日夢に「見どころがある」と感じたのも、郁子がこうした考えのもとで明日夢を育てていたからなのかもしれない。