じん けいすけ神敬介

- 登場作品
- 仮面ライダーX
- 初登場回/初登場作品
- 第1話『X.X.Xライダー誕生!!』(1974年2月16日放送)
「オレはね涼子さん、七つの海を駆け巡る世界一の船乗りになるんだ」
■プロフィール
種族:人間→改造人間
性別:男性
年齢:不明
職業・身分など:大学生
演:速水亮(はやみ・りょう)
■この人物が変身する仮面ライダー
■説明
仮面ライダーXに変身する青年。
根は優しく普段は物静かだが、強い正義感と勇気にあふれた熱血漢。父は城北大学の教授で、海洋科学と人間工学の権威でもある。そんな父を尊敬しながらも、狭い部屋に籠っての研究が性に合わず、世界中の海を巡る船乗りを志して沖縄の水産大学に在籍していた。そのため、内心では敬介に研究を手伝ってもらいたいと望む父とよくケンカし、そのたびに父の助手で自身の婚約者でもある水城涼子に仲裁されていた。
その父に幼い頃から鍛えられたため、柔道や空手などの武術に通じている。また、オートバイの操縦技術は一流レーサーにも匹敵。立花藤兵衛と出会ったのちは、しばしば練習場で操縦技術の訓練に励み、かつて立花がコーチした本郷猛、一文字隼人、風見志郎以上になると評されていた。
ある日、大学の休みを利用して帰省したところ、父が秘密組織「GOD機関」に狙われていると判明。父が襲われたのち、自身もGOD戦闘工作員に銃撃されて落命した。しかし、瀕死となった父の手で、深海開発用改造人間「カイゾーグ」へと改造されて復活。仮面ライダーXとして、GOD機関との戦いを開始した。
当初の敬介は、自身が普通の人間ではなくなった現実や、恋人の涼子がGOD機関の工作員だったことに衝撃を受け、悩んでいた時期もあった。しかし、素性を伏せつつ手助けしてくれる涼子の双子の妹、霧子や、事件を通じて出会ったかつての仮面ライダーたちの協力者、立花藤兵衛に支えられ、徐々にGOD機関の打倒という自身の使命に目覚めていく。
のちに霧子は、実はGOD機関を潜入調査していた捜査官だった涼子ともども落命したが、敬介はその悲しみを乗り越えて精神的にも成長。以後も、立花や事件を通じて出会った大学生のチコとマコに支えられ、のちには仮面ライダーV3こと風見志郎、仮面ライダー2号こと一文字隼人らの助力も得て、最後までGOD機関と戦い抜いた。
■戦闘時の決め台詞など
「セットアップ!」
「大変身、とうっ!」
「罪もない人に何というひどいことをする。許さんっ!」