かめんらいだーえっくす仮面ライダーX

- 登場作品
- 仮面ライダーX
- 初登場回/初登場作品
- 第1話『X.X.Xライダー誕生!!』(1974年2月16日放送)
■説明
『仮面ライダーX』における主役ライダー。
秘密組織「GOD機関」の工作員に襲われて命を落とした神敬介が、父の神啓太郎によって改造手術を施され、深海開発用改造人間「カイゾーグ」となった姿。
機械の身体を得て蘇生した敬介は、日本壊滅を狙うGOD機関の野望を打ち砕くため、組織が放つ改造人間たちと熾烈な戦いを繰り広げる。
変身時には、レッドアイザーとパーフェクターというアイテムを用いた「セタップ」という動作を行う。まずレッドアイザーを右手、パーフェクターを左手に持って掲げると、首から下がXの姿となる。その後、レッドアイザーがXのマスクとして顔に装着され、最後にパーフェクターを口元にセットすることで、変身が完了する。
深海開発用のため、そのボディは海底1万mの水圧に耐えられる耐久力を有し、深海でも無制限に活動できる。視覚や聴覚機能にも優れており、敵の迷彩や変装を瞬時に見破ることが可能。
戦闘においては、徒手空拳による格闘術に加え、全4形態に変形する万能武器「ライドル」を使用。相手の特性や戦況にあわせて、棍型のライドルスティックや、刺突剣型のライドルホイップなどを選択し、状況に適した形状に切り替える。
必殺技は強烈な威力を持つ飛び蹴り「Xキック」。空中に投げて地面と水平に固定させたライドルスティックを鉄棒のように両手で掴み、そのまま大車輪のように回転。加速をつけたのちに飛び上がって、両腕と両足を大きく開いて「X」の文字を描き、エネルギーを集結させたのちに、急降下キックを繰り出す。
GOD悪人軍団のクモナポレオンに敗北し、戦う力を失ったが、仮面ライダーV3こと風見志郎の手により体内にマーキュリー回路を埋め込まれたことで「マーキューリーパワー」を得てパワーアップを果たす。身体能力の飛躍的な上昇と共に、セタップを行わずに、特定の構えをとることで変身する「大変身」が可能になった。
さらに、マーキュリーパワーを全開にすることで、新たな必殺技「真空地獄車」を発動。素早く敵の懐に潜り込んで組み付き、そのままの状態で大地を高速回転。敵の頭部を何度も地面に叩きつけたのちに空中へと放り投げ、とどめにXキックを見舞うという大技である。
専用マシンは、啓太郎によって開発された、陸海空での運用に対応できる超高性能バイク、クルーザー。
変身者:神敬介
変身者

スペック
■身長:178cm■体重:70kg
■ジャンプ力:一跳び85.0m
必殺技:「Xキック」「X二段キック」「ライダーハンマーシュート」「真空地獄車(マーキュリーパワー全開時)」など
レッドエコー
ガードラングに内蔵されている音波探知機。人工聴覚と連動し、近距離なら対象の内部構造も解析できる。ガードラング
特殊超合金「ハイスチール」でつくられた防弾プロテクター。突撃銃のゼロ距離フルオート射撃にも耐える強度を誇るほか、水中深く潜行する際の深度調節機能も兼ね備えている。吸着マグネット
ベルト両脇に収納されている馬蹄形の磁石。足の裏に装着することで、垂直な壁も歩行できる。パワー・グリップ
指先に高速振動装置が内蔵されており、壁や岩盤を砕くことが可能。プラズマエネルギー発生装置
パーフェクターで融合した太陽エネルギーと風力エネルギーを、ブラズマエネルギーに変換し、全身に送り出す。エアージェット
水中での推進用装備であるエアー噴射装置。陸上においてはジャンプ時に使用することで、驚異的な跳躍力が得られたり、自由落下状態からの再上昇が可能になる。酸素供給装置
生体部分に必要な酸素を供給する強化肺のため、深海でも無制限に活動できる。Xマフラー
体内に蓄積された余剰エネルギーを放出するアースとしての機能を持つ。レッドトラップ
魚の側線に相当する水流センサーしての機能を持っている。マーキュリー回路
風見志郎により胸に埋め込まれた回路。「マーキュリーパワー」を生みすほか、ジャンプ力や耐久力などすべての身体能力が内蔵前よりもアップした。メタボライザー
代謝調節装置。疲労を低減させる。ライドル
風力エネルギーを取り入れる装置。グリップ部は引き抜いて各スイッチを操作することで、4形態の武器に変化する。その他の機能など
■ガードリング全身を覆っているリング状のハイスチール製外骨格。深さ1万mの水圧に耐える。また、極度の低温でも、零下200℃まで柔軟性を持つ「人工皮膚」とともに、ハイスチールによる断熱効果で、体液の凍結や細胞の破壊から生体組織を守る。
■強化筋肉
強化液に浸されており、金属よりも強い特殊樹脂でできた「人工骨」や、力とスピードを生む「アクセル関節」とともに五体を支える。
- スペック
- レッドエコー
- ガードラング
- 吸着マグネット
- パワー・グリップ
- プラズマエネルギー発生装置
- エアージェット
- 酸素供給装置
- Xマフラー
- レッドトラップ
- マーキュリー回路
- メタボライザー
- ライドル
- その他の機能など

頭部
仮面ライダーXの頭部フィルター
水中活動時に、水から酸素を取り出す装置。空気浄化機能も備えている。Xマスク
「セタップ」する際に使用する「レッドアイザー」が変形したもの。マスクとスーツの銀色部分はハイシリコン製で、太陽エネルギーを吸収する装置となっている。また内部には、脳と直結しているため、思考を高速化して素早い動作を可能とするマイクロコンピューターがある。レッドV
あらゆる波長の光を放射して、暗視や透視を可能にする発光器官。危険が迫ると明滅して脳へ信号を送信するほか、触角との連動で敵の接近を探知し、紫外線を出してその位置を探し出す。触角
地球上のどの場所ともテレパシー通信が可能な高性能アンテナを兼ねる複合センサー。磁気を検出することで方位や空気、水の流れを知覚するだけでなく、敵の位置を探るレーダーとしての役割も果たす。Dアイ
広い視野を持ち、複数の対象に同時フォーカスできる複眼構造を持ち、闇の中や光の届かない深海でも、鮮明な視界を確保できる。奥にある 映像分解記録装置と直結しているため、映像分析も可能。人工聴覚
超低音から超高音まで、あらゆる音波を受信。また、レッドエコーが探知した音波を受信してコンピューターで立体像を解析したのち、Dアイに送信する。パーフェクター
「セタップ」時に使用するアイテム。顔の防御と通信用マイクの働きがあるほか、Xマスクが集めた太陽エネルギーとライドルが取り入れた風力エネルギーを融合させる「エネルギークロス装置」が内蔵されている。- 頭部
- フィルター
- Xマスク
- レッドV
- 触角
- Dアイ
- 人工聴覚
- パーフェクター