みずき りょうこ水城涼子

「びっくりしたわ、沖縄にいるとばかり思ってたのに」

■プロフィール

種族：改造人間

性別：女性

年齢：不明

職業・身分など：国際秘密警察調査官

家族など：水城霧子（妹）、神敬介（婚約者）

　演：美山尚子（みやま・なおこ）

■説明

神敬介の婚約者で、水城霧子の双子の姉。

敬介の父にして城北大学の教授、神啓太郎の助手を務めていたが、その正体は秘密組織「GOD機関」を潜入調査していた国際秘密警察の調査官。組織に加入した際、GOD機関の掟に従ってサイボーグにされ、体内に自爆装置が埋め込まれている。

帰省した敬介と再会した当時、GOD機関は協力を拒んだ啓太郎博士を始末しようとしていた。しかし、潜入調査中のため表立って博士を助けるわけにもいかず、GOD戦闘工作員に襲われて博士は落命。同じく命を奪われた敬介は、博士が最後の力を振り絞って実施した改造手術によって仮面ライダーXとなる。

その後も涼子はGOD機関の怪人たちと行動し、しばしば敬介の襲撃にも参加。あくまで組織の工作員として振舞う一方、敬介への攻撃には手心を加え、彼に存在を伏せていた双子の妹、霧子と秘かに連絡を取り合って、彼女に敬介をサポートさせていた。

その後、GOD機関が黒峯山に眠るエネルギー資源の横取りを計画。対抗する敬介が動き出すなか、妹の霧子がGOD機関の怪人、鉄腕アトラスが放った矢から敬介を庇い落命するが、彼と対峙した涼子は、涙しつつ「今は何も聞かないで」と頼むしかなかった。しかし、その涼子も敬介に同行していた少年、中条健吾少年の盾となり、鉄腕アトラスの矢を受けて致命傷を負う。そして、自身や霧子の素性とアトラスの弱点を敬介に明かすと、作動した自爆装置の爆発によってこの世を去った。