あんくアンク
- 登場作品
- 仮面ライダーオーズ/OOO
- 初登場回/初登場作品
- 第1話『メダルとパンツと謎の腕』(2010年9月5日放送)
「今日の分の、アイスよこせ」
■プロフィール
種族:グリード
性別:人間態は男性の姿(泉信吾の姿)
年齢:約800歳(封印されていた期間を含む)
職業・身分など:─
家族など:─
演:三浦涼介(みうら・りょうすけ)
■この人物が変身する怪人
・アンク
■説明
鳥類系のコアメダルから誕生したグリード。
性格は無愛想で思慮深く、的確なメダル選びで火野映司=仮面ライダーオーズの戦いを支える。
好きな食べ物はアイス。メダル=ただのモノとしての存在ではなく、世界を確かに味わえる「命」を手にしたいと考えている。
800年の封印から右腕だけの状態で目覚めたアンクは、火野映司にオーズドライバーを託すことで窮地から脱出。
瀕死状態の刑事・泉信吾の体に取りつき、完全体の姿を取り戻すべく行動し始める。
当初は映司のことを「ただのメダル集めの道具」としか見ておらず、信吾の妹・泉比奈が他のグリードに捕らわれた際もメダルを優先させようとして衝突。
だが、比奈の救出に協力する対価として映司が提示した「アイスキャンディー1年分」で手を打ち、やがて日常を共に過ごす中で映司や比奈、白石知世子らとの距離が近づいていく。
その後、もう一人の自分とも言うべき存在であるアンク(ロスト)に取り込まれるも、映司らの活躍によってアンク(ロスト)の意思が消滅したことで復活。
ところが、その戦闘で鳥類系のコアメダル3枚が破壊されたために完全復活は困難な状況となってしまう。
それでも諦めきれないアンクは映司らと袂を分かち、自らメダルの器となるべく真木清人に接触。
メダルの器として足りないコアメダル3枚分を信吾の体で補い、グリードを超える存在になろうと画策するのだった。
しかし一方でメダルのことしか頭に無いグリードという存在には嫌気が差しており、グリード化しつつある映司と本音でぶつかり合った際は、彼からの「ありがとう」という思いがけない言葉に動揺。
結果、葬るべき映司を見逃すこととなり、その代償として真木にコアメダルを強奪され、体内に残った最後の1枚=意思の宿ったタカメダルもひび割れてしまう。
そして自身の消滅を悟ったアンクは、比奈との会話の中で既に命を得ていたことに気づかされ、恐竜グリードとの最終決戦に挑む映司に協力。
自らの命とも言えるコアメダルを映司に託して恐竜グリードを共に打ち破り、割れたタカメダルを映司と比奈の手に残して姿を消した。
■戦闘時の決め台詞
「歌は気にするな」「映司!よせ!これ使え!」
「お前を選んだのは俺にとって得だった、間違いなくな」「お前が掴む腕は、もう俺じゃないってことだ」
「そうだ、お前達といる間に、ただのメダルの塊が死ぬとこまで来た。こんな面白い、満足出来ることがあるか」