
最後の秘境と呼ばれる南米「大アマゾン」の奥地にて、古代インカの超科学を受け継ぐ一族たちの間で反乱が発生。反乱の首謀者にして自らを異形の怪人へと改造した「十面鬼ゴルゴス」は、秘密結社「ゲドン」の頂点に君臨し、古代インカの超科学が生み出した「超エネルギー」を手に入れて、その力で世界を征服せんと企むのだった。
超エネルギーの秘密を知るためには、十面鬼ゴルゴス自らが右腕につけている「ガガの腕輪」と対をなす「ギギの腕輪」が必要である。だが、一族の長である長老バゴーは、深手を負いながらもギギの腕輪を持って十面鬼ゴルゴスの魔の手から逃げ延びることに成功。最後の力を振り絞ると、幼い頃の飛行機事故で大アマゾンへと迷い込み、時を経て雄々しい青年へと育った日本人、山本大介こと「アマゾン」の肉体に改造手術を施し、その左腕にギギの腕輪を移植する。そして、〝高坂教授に会え〟という催眠暗示を残し、長老バゴーは力尽きるのだった。
改造手術により、異形の戦士への変身能力を得たアマゾンは、催眠暗示に導かれるまま日本へ。そのことを察知した十面鬼ゴルゴスも日本にアジトを構え、アマゾンを待ち構える。かくして、ゲドンが送り込む怪人「獣人」たちとアマゾンの果てなき戦いが幕を開けた。
自分がなぜ襲われるのか、理由もわからぬまま獣人たちとの戦いを繰り広げるアマゾン。だが、日本でアマゾンがぶつかった障害はそれだけではなかった。大自然で育ったアマゾンにとっては、日本=大都会で目に映るすべてが異質で奇妙な存在に見え、逆もまた然りであった。日本で生きる人々にとっては、半裸で行動し、言葉も通じぬアマゾンこそが異質。互いに理解できぬ者同士がぶつかり合い、そんな大都会の冷たさにアマゾンは心蝕まれることもあった。
だが、そんな彼を温かく迎える者たちもいた。獣人の襲撃により命を落とした高坂教授の甥である岡村まさひこは、アマゾンが変身した姿にかつて世界を守った英雄「仮面ライダー」の姿を重ね、アマゾンと積極的に交流。ふたりは温かな絆で結ばれた友達同士となる。まさひこの姉、岡村りつ子も当初はアマゾンのことを危険視していたものの徐々に打ち解けていき、やがてかけがえのない仲間に。そして、アマゾンは数々の仮面ライダーとともに戦った名伯楽、立花藤兵衛と知り合い、彼からは仮面ライダーの証とも言える高性能マシン「ジャングラー」を与えられる。愛機を得たことで名実ともに「仮面ライダーアマゾン」となったアマゾンは、日本での生活にも馴染んでいき、不屈の闘志で獣人たちを迎え撃つ。
そして、ゲドンとの戦いが激しくなるなか、新たな悪の組織「ガランダー帝国」が静かに暗躍を始めていた……。



























