なかむら はじめ仲村創
- 登場作品
- 仮面ライダー龍騎
- 初登場回/初登場作品
- 第12話『秋山蓮の恋人』(2002年4月21日放送)
「本当に知らないのかよ……。それじゃ、なんのための実験だったんだ」
■プロフィール
種族:人間
性別:男性
年齢:25歳
職業・身分など:大学院生
家族など:不明
演:水野純一(みずの・じゅんいち)
■この人物が変身する戦士
■説明
オルタナティブに変身する青年。
清明院大学の大学院生で、かつては江島均教授の研究室に所属していた。2001年夏に行なわれた神崎士郎主導の実験には参加しなかったが、江島と士郎以外は誰も実験内容を知らなかったこと、士郎の妹である神崎優衣のための実験だったこと、士郎曰く「実験は成功」だったにも関わらず、小川恵理が昏睡状態になったことなど、大まかな事情は知っている。江島と士郎が実験後に姿を消して追及ができず、所属していた学生もほとんどが退学して研究室も閉鎖。仲村はすべて士郎のせいだと考えて彼を恨む一方、研究室のことは忘れたいとも思っていた。
のちに、兄について調べようと思い立った神崎優衣が来校。仲村は江島研究室のメンバーの写真をコピーしていた彼女を見つけて声をかけ、初めて相手が優衣だと気づくが、江島研究室や事故について訪ねる彼女に困惑。肝心の彼女が、実験の内容はおろか、士郎が何をしたのかすら何も知らないと知って愕然とし、やりきれない怒りを覚えながらも、断片的な情報を彼女に伝える。その後、仲村は何度も連絡してくる優衣に根負け。「花鶏」を訪れて、自分が所持している江島研究室関連の資料を優衣に渡し、「これでもう、俺に関わらないでくれ」と去っていった。
その後、どのような経緯かは不明だが、仲村は士郎の研究を理解した香川英行教授の研究室に所属。香川が士郎の研究を元に「疑似ライダー」として新たな変身システムを構築すると、自身はオルタナティブの変身者となり、ミラーワールドを閉じるために優衣を亡き者にしようと企てた。
香川の計画は、仲村にとって江島研究室を台無しにした士郎への復讐でもあった。士郎について嗅ぎまわる「OREジャーナル」の桃井令子や、仮面ライダー同士の戦いを止めたいと主張する仮面ライダー龍騎こと城戸真司は邪魔に感じたのか、仲村は彼らに攻撃的な態度で接していた。ところが、東條が独断で真司に優衣のことを明かした際、高圧的な態度で彼を咎めたことから関係に亀裂が入る。
その後、仲村はオルタナティブに変身して優衣を狙うも現れた龍騎に阻まれ、時間切れになって撤退。後日、小川恵理のもとにいる優衣を狙ったが、またも現れた龍騎に阻止された。しかし、とどめを刺さずに去ろうとした龍騎を背後から襲撃。ファイナルベントを発動しようとしたが、そこに現れた仮面ライダータイガ=東條が必殺技「クリスタルブレイク」を発動。その標的となってデストワイルダーに捕縛されて地面を引きずられたあと、デストクローを深々と突き立てられて変身は解除されてしまった。そして駆け寄った龍騎に対し「お前は間違ってる」と言い残し消滅した。
■戦闘時の決め台詞など
「正直、そんなことどうでもいいんです。神崎士郎の計画さえ潰してやれればそれで。あいつのせいで研究室のみんなが」