百目タイタン

- 登場作品
- 仮面ライダーストロンガー
- 初登場回/初登場作品
- 第17話『怪談 悪魔の復活祭』(1975年7月26日放送)
■説明
仮面ライダーストロンガーとの戦いに敗れた秘密結社「ブラックサタン」の大幹部、1ツ目タイタンが復活し、パワーアップを果たした姿。「ブラックサタンの呪いの棺」に納められていた1ツ目タイタンの亡骸が、城茂の血を浴びたことで蘇生した。
その名の通り、頭部には巨大な目玉に加え、その周囲に無数の目玉を備えており、外見的には不気味さを増している。
一ツ目タイタンが持っていた能力に加え、頭部の小さな目玉は取り外し可能。手に持てば指先から灼熱の炎を放つ「ファイヤーシュート」に、投擲して着弾すると同時に爆発する爆弾「ファイヤーボール」となる。またあらゆる攻撃を跳ね返す「ファイヤー返し」という技も有している。
恨み重なるストロンガーの打倒を目論むも、外部から招聘された大幹部、ジェネラルシャドウと反目。互いに出し抜こうと足を引っ張り合い、失態を重ねた末に、ストロンガーとの決着を付けるべくさらなる強化手術を強行した。これにより火の玉改造人間の特徴である体内を流れるマグマの温度は720万度まで上昇。従来の30倍というパワーを手にするが、肉体に収まりきらぬエネルギーが両肩から漏れ出していた。
その後、自身の故郷である地底帝国を決戦の地に選び、その余りあるパワーでストロンガーを圧倒。しかし、エネルギーが漏れ出す両肩に「ストロンガーダブルキック」を受け、戦闘不能に陥ってしまう。
そして、潔く負けを認めるフリをしてストロンガーに最後の握手を求め、ともに煮え滾るマグマの谷底へと誘わんとするが、振り解かれて逃げられると、ブラックサタンへの忠誠の言葉を残し、ひとり奈落へと落下していった。
身長:178.0cm
体重:75.0kg
特色/力など:ファイヤーボール、ファイヤーシュート、ファイヤー返し、タイタン破壊銃、キック返し
声:浜田晃(はまだ・あきら)