じぇねらるしゃどうジェネラルシャドウ

- 登場作品
- 仮面ライダーストロンガー
- 初登場回/初登場作品
- 第14話『謎の大幹部シャドウの出現!』(1975年7月5日放送)
■説明
秘密結社「ブラックサタン」の大幹部のひとり。1ツ目タイタンが仮面ライダーストロンガーに敗れたあと、ブラックサタン大首領によって、魔の国から招聘された。
胸元に何かのエンブレムが描かれた白いコスチュームを纏い、無数の血管が浮き出た頭部を透明なヘルメットで覆っているが、それは嫌悪感を感じさせる外見を、敢えて見せつけているようでもある。のちに「デルザー軍団」を立ち上げてからは、純白マントを羽織るようになった。左腰には鋭く細い刀身をもつ「シャドウ剣」を、右腰にはナイフを吊るしており、戦闘の際にはこれを武器に戦う。また、トランプを用いた技を数多く習得しており、エッジの鋭いカードを投げつける「トランプカッター」、爆発するカードを投げる「トランプショット」、多数のカードを撒いて姿を消す「トランプフェイド」、さらには分身技の「シャドウ分身」などを披露。その能力は多岐に渡る。
勝負においては、卑怯な手段を好まず、ときには罠にかかった城茂を助けたり、情報を与えたこともあった。
打倒ストロンガーに執念を燃やし、幾度も激戦を繰り広げる。しかし、決着をつけることは叶わず、1ツ目タイタンが百目タイタンとして復活したことを機に、ブラックサタン大首領とは確執が生まれていく。そして、百目タイタンがストロンガーに破れ、その地位をデッドライオンが継いだことが決定打となり、組織から離反。魔の国から仲間の改造魔人たちを招聘し、新たにデルザー軍団を結成、その中心的存在となった。
ブラックサタン崩壊後、台頭したデルザー軍団はストロンガーの命を狙うが、軍団員はひとり、またひとりと敗れていき弱体化。国外から新たにやってきたマシーン大元帥に組織の実権を奪われたこともあり、ストロンガーとの決着だけが心の支えとなる。そして迎えた決戦の時、お互いが大ダメージを負う激しい攻防を繰り広げたのち、最後はチャージアップしたストロンガーの「超電稲妻キック」と相打ちとなる。満身創痍のストロンガーに対し、失脚したとはいえ己の大事な居場所だったデルザー軍団の勝利を確信し「デルザー軍団万歳!」と叫び、爆散して果てた。
身長:198.0cm
体重:96.0kg
特色/力など:シャドウ剣とナイフ、トランプカッターやシャドウ分身をはじめとするトランプのカードを使用した数々の技
声:柴田秀勝(しばた・ひでかつ)