ざびーぜくたーザビーゼクター

- 登場作品
- 仮面ライダーカブト
- 初登場回/初登場作品
- 第6話『オレ様の花』(2006年3月5日放送)
■説明
地球外生命体であるネイティブの技術提供により、対ワーム秘密組織「ZECT(ゼクト)」が開発した、スズメバチ型の自律メカ。
背部のゼクターウィングを展開して時速950kmのスピードを誇る飛行能力を有しており、ジョウントと呼ばれる空間を寸断する移動方法により、瞬間移動のような動きも見せる。
また、内部エネルギーであるタキオン粒子をゼクターウィングから波動として放射可能。その波動は刃のように鋭く、標的を寸断する。
自らの意志で選んだ資格者を仮面ライダーザビーへと変身させる能力を有しており、その者の胸にはザビーのマークが痣のように浮かびあがる。
ザビーへの変身の際には、その求めに応じてジョウント移動で有資格者のもとへと瞬時に飛来。
左腕に装着したライダーブレスにザビーゼクターがセットされることで、有資格者は仮面ライダーザビー マスクドフォームへと変身する。
さらに羽部のゼクターウィングと羽にはさまれたバインドリングを持ち上げるように反対側に倒し、ライダーブレス接合部を軸にザビーゼクターを180度回転させることで「キャストオフ」が発動。マスクドフォームからライダーフォームへとフォームチェンジする。同時に、ザビーゼクターは胴部が伸長変形し、パンチと同時に先端部のゼクターニードルを突き刺す強力な刺突武器となる。
ライダーフォーム時は背部に付いたボタン、フルスロットルを押すと必殺技の「ライダースティング」が発動する。タキオン粒子がゼクターニードルの先端部に集中して、さらに鋭さを増した針が露出。パンチと同時に無慈悲な毒針の一撃が放たれる。
また、ライダーフォーム時にキャストオフと逆の手順を行うことで「プットオン」の発動となり、マスクドフォームへとフォームチェンジができる。
ザビーゼクターは、自らが選んだ者が資格者としてふさわしくないと判断すると、簡単に見捨てて資格を剥奪。新たに資格者を選別し直すという性質を持つ。資格者として正式に選ばれたことのある人物は、矢車想、加賀美新、影山瞬の3名。
全員がZECTに所属する人物であり、資格者となった者は、ZECTの精鋭部隊「シャドウ」の隊長を務めることになる。
また、資格者ではないが、ZECTの幹部である三島正人は超人的な身体能力でザビーゼクターを捕獲し、強引にザビーへと変身した。その際の戦闘で圧倒的な強さを見せたからか、ザビーゼクターの怒りの抗議か、それとも三島を新たな資格者として認めた求愛行動だったのか、戦闘後に変身を解いた三島に接近する動きを見せたが、素っ気なく追い払われしまった。
■主な使用者
・加賀美新/仮面ライダーザビー
・影山瞬/仮面ライダーザビー
・三島正人/仮面ライダーザビー
■このアイテムを使って変身する仮面ライダー

ザビーゼクター
昆虫型自律メカ、ゼクターの一種。仮面ライダーザビーの心臓部となる。ゼクターウィング
ザビーゼクターの羽。通常時は羽を開いて飛行し、その最高速度は時速950km 。超エネルギーのタキオン粒子を波動として放射し、カッターのように標的を切断することができる。スラスタースリット
ザビーゼクターの下部に位置し、超エネルギーのタキオン粒子を噴射してジョウント移動する。- ザビーゼクター
- ゼクターウィング
- スラスタースリット

ライダーブレスにセットされた状態(マスクドフォーム)
ライダーブレスにセットされた状態(マスクドフォーム)バインドリング
ここを持ってザビーゼクターを180度回転させることで、ザビーゼクターが前後に展開し、「キャストオフ」が発動する。- ライダーブレスにセットされた状態(マスクドフォーム)
- バインドリング

ライダーブレスにセットされた状態(ライダーフォーム)
ライダーブレスにセットされた状態(ライダーフォーム)ゼクターニードル
ザビーゼクターの先端から飛び出た鋭い針。フルスロットル
ここを押すとゼクター内部に蓄積された超エネルギー、タキオン粒子が噴出され、波動に変換されてゼクターニードルに送り込まれる。- ライダーブレスにセットされた状態(ライダーフォーム)
- ゼクターニードル
- フルスロットル

「ライダースティング」発動時の状態
超エネルギー、タキオン粒子がゼクターニードルの先端部に集中し、より鋭さを増した針が生成される。- 「ライダースティング」発動時の状態