ほんごう たけし本郷猛(V3)
- 登場作品
- 仮面ライダーV3
- 初登場回/初登場作品
- 第1話『ライダー3号 その名はV3!』(1973年2月17日放送)
「3人の仮面ライダーが揃って戦う日まで、すべては君の力にかかっている」
■プロフィール
種族:改造人間
性別:男性
年齢:24歳
職業・身分など:研究員、オートレーサー
家族など:不明
演:藤岡弘(ふじおか・ひろし)
■この人物が変身する仮面ライダー
■説明
仮面ライダー1号に変身する男性。
仮面ライダー2号こと一文字隼人や立花藤兵衛らとともに、秘密結社「ショッカー」、及び「ゲルショッカー」を打倒した過去がある。その後は城南大学での研究を続ける一方、立花のもとでオートレーサーとしての訓練もしていたようだが、平和が訪れたのも束の間。倒したはずのゲルショッカー首領が新たな秘密結社「デストロン」を編成し、本郷の知らぬところで活動を開始していた。
ある晩、研究室の後輩である風見志郎がデストロンの秘密に触れ、命を狙われ始めた彼を通じて本郷は新たな悪の出現に気づく。直後にデストロンの怪人ハサミジャガーの襲撃により、志郎の家族が命を奪われるという事件が発生。その際に本郷は志郎の眼の前で仮面ライダー1号に変身し、ハサミジャガーを撤退させた。家族の命を奪われた志郎から自らにも改造手術をと頼まれたが、彼の気持ちに理解を示しつつも「個人の復讐に力をかせない」と断っている。
そして、本郷は隼人とともににデストロンのアジトを特定し乗り込む。しかし、首領の罠にかかって窮地に陥り、駆け付けた志郎に救われたものの、彼が瀕死になってしまう。志郎を救うには一刻の猶予もなく、改造手術を行うことを決断。仮面ライダーV3が誕生することになった。
その後、本郷は隼人、志郎とともにデストロンに立ち向かい、ハサミジャガーとは別行動をしていたデストロンの怪人カメバズーカと戦闘。東京を壊滅させるほどの原子爆弾を内蔵したカメバズーカを仮面ライダー2号とともに海上へと運び、爆発に巻き込まれて消息不明となってしまう。
以降の経緯は不明だったが、のちに、無事だった本郷は隼人とともにオーストラリアへ渡り、現地のデストロンと戦っていたことが判明する。この時期、ふたりで製作したと思しき特殊なメダルを志郎のもとへ送ってもいる。のちに、本郷はキバ男爵が日本へ渡ったと知り、当時アメリカで活動していた隼人に連絡。ふたり揃って日本へ戻ると、窮地に陥っていた志郎や立花らを救う。そして、本郷は隼人、志郎とともに怪人ユキオオカミ、怪人スミロドーンを撃破。ふたたび国外のデストロンと戦うべく、日本をあとにした。
■戦闘時の決め台詞など
「ライダー、変身!」
「そうだ、本郷猛。貴様を追って、はるばるオーストラリアから帰って来たんだ」
「キバ男爵! どんな手を使っても、正義は必ず勝つ!」