きばだんしゃくキバ男爵
- 登場作品
- 仮面ライダーV3
- 初登場回/初登場作品
- 第31話『呪いの大幹部 キバ男爵出現!!』(1973年9月15日放送)
「デストロンの新怪人は、このキバ男爵が引き連れた、キバ一族だと知れ」
■プロフィール
種族:改造人間
性別:男性
年齢:不明
職業・身分など:デストロン大幹部
家族など:不明
演:郷鍈治(ごう・えいじ)
■この人物が変化する怪人
■説明
秘密結社「デストロン」の大幹部。
デストロンに与する「キバ一族」の族長にしてドーブー教の魔術師でもあり、怪人たちを強化、怪人たちの姿を人間に変える、血を用いて呪いをかけるなど、さまざまな魔術、祈祷を駆使する。
もともとは帝政ロシアの下級貴族(男爵)だったが、ロシア革命後にアフリカへ渡り、アフリカのコンゴ川上流で信仰が盛んな「ドーブー教」の秘術を身に着けたという。普段はマンモスの骨を模した兜、獣の皮から作られた衣という出で立ちだが、大幹部への着任など正装が必要な場ではタキシードも着用した。穂先が牙のような槍を手にしており、自らこれを振るって戦うこともある。デストロンの構成員とあって人間には無慈悲だが、仮面ライダーV3に敗れ瀕死となって帰還した怪人オニビセイウチの最期を看取るなど、同族に対しては情が厚い面も見られる。また、配下の怪人たちもキバ男爵と同様キバ一族に属しており、それぞれ何かしらの牙を身体のどこかに備え、キバ男爵自身の正体も大きな牙を備えた吸血マンモスであった。
前任者だったドクトルGが倒れたのち、首領に招かれてデストロン日本支部の2代目大幹部に就任。配下の怪人たちを率いてデストロンの作戦を遂行し、一時は仮面ライダーV3こと風見志郎、及びその協力者たちを窮地に追い込んだが、来援した仮面ライダー1号こと本郷猛、仮面ライダー2号こと一文字隼人らに阻まれてしまった。最後は吸血マンモスに変化して自らV3に決戦を挑んだが、力及ばず敗れ去った。