かめんらいだーいちごう仮面ライダー1号（V3）

■説明

かつて悪の秘密結社「ショッカー」に誘拐され、改造手術を施された青年、本郷猛が変身した姿。

腰に埋め込まれたベルト状の装具、タイフーンを起動して中央の風車を回すことですさまじいエネルギーを発生させ、変身を果たす。

バッタの能力を備え、常人をはるかに超える身体能力と感覚を発揮する。ショッカーとの激闘のなかで、再改造手術を施してパワーアップしており、現在の姿は「仮面ライダー新1号」と呼ばれることもある。

専用の武器はもたず、戦いにおいてはパンチやキック、投げ技といった格闘戦を好む。

ジャンプキックの必殺技「ライダーキック」をはじめ、空中で敵を背負い投げのように投げ落とす「ライダー返し」など、バリエーション豊富な技を次々と編み出したことから「技の1号」という異名を持つ。

ショッカー、およびショッカーのあとを継いだ悪の組織「ゲルショッカー」を壊滅させたあとは元の暮らしに戻っていたが、新たに秘密結社「デストロン」が誕生したことを知ると、一文字隼人こと仮面ライダー2号とともに、再び戦いに身を投じる。そのなかで、瀕死の重傷を負った風見志郎を救うため、2号とともに志郎に改造手術を施し「仮面ライダーV3」を誕生させた。

その後、デストロンの怪人カメバズーカの体内にある原子爆弾の爆発から東京を守るため、V3に日本の平和を託すと2号とともにカメバズーカを洋上へと移動させ大爆発に巻き込まれ行方不明となる。

安否が気遣われていたが、やがてアメリカでデストロンと戦いを続けていたことが判明。V3に隠された能力を発動させるメダルを志郎宛に送ったり、キバ一族との激闘で危機に陥ったV3を助けるために、やはり海外で戦っていた2号とともに助っ人として日本に帰国するなど、度々V3の危機を救った。

変身者：本郷猛

変身時に使用するアイテム：タイフーン