しんさいくろんごう新サイクロン号

- 登場作品
- 仮面ライダー
- 初登場回/初登場作品
- 第68話『死神博士 恐怖の正体?』(1972年7月15日放送)
■説明
本郷猛、立花藤兵衛、滝和也の3名が共同開発した仮面ライダー(新1号)の専用マシン。普段の外見は通常のオンロードバイクだが、本郷が変身すると搭載されている自動可変装置が作動、自動的に新サイクロン号本来の姿へ変形する。
サイクロン号が備えていた無人走行、水中航行などの機能を保持したうえで、最高速度500km、ジャンプ力は50mと性能が大きく向上。フロントカウルの両脇には、走行スピードが時速100kmを超えると自動で飛び出すウイングが搭載され、高速走行する車体を安定させるほか、短時間ではあるが飛行もできる。このウイングは特殊鋼製で武器としても機能し、大木をも切り倒す「サイクロン・カッター」として使用可能。また、フロントカウルには高周波振動装置も内蔵されており、コンクリートの壁も突き破る「サイクロンクラッシャー」を繰り出せる。さらに、車体下部から噴き出す空気によって水上を滑空する「サイクロン・サーフィン」や、後部のジェットノズルから七色の煙幕「サイクロン・レインボー」も噴射できる。
■主な使用者
■このマシンに乗った仮面ライダー
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新サイクロン号とは……
仮面ライダー(新1号)が搭乗する高性能バイク。本郷猛、立花藤兵衛、滝和也の手によりつくられた。[マシンスペック]
■全長:2100mm
■全高:1200mm
■重量:220kg
■最高時速:500km/h(ブースター使用時は600km/h)
■最高出力:700馬力(ブースター使用時は800馬力)
レーダー
200km先の障害物を感知できる電波探知機を搭載。赤外線ヘッドライト
仮面ライダー(新1号)、仮面ライダー(新2号)のCアイ(キャッツアイ)だけが見ることのできる赤外線を放射。暗闇でも1kmさきまで昼間のように明るく照らし出す。また、姿を消した怪人の感知も可能。
なお、ライト周辺のカラーは初期はホワイトだったが、ブルーに変更されている。
カウリング
高周波振動装置を内蔵。体当たりでコンクリートの分厚い壁をも突き破る「サイクロンアタック」を放つ。プルトニウム原子炉
ホイールを駆動するための原子力エンジン。自動可変ハンドル
ウイングを展開すると連動して伸縮。常に最適のポジションでの操作を可能とする。送気ダクト
エア・インテークが取り入れた空気をブースターの燃焼室に送るダクト。ジェット・ノズル
最高時速を600kmに上昇させる加速用ブースター。ジェット噴射により標的を吹き飛ばす「サイクロン・ハリケーン」を繰り出すことも可能。ノズルには後送走行時にブレーキを掛けた際にスムーズに減速を行うためのパラシュートを展開させる「パラシュート・カプセル」を装填。レーダー撹乱機能を有した七色の煙幕「サイクロン・レインボー」も噴射可能となっている。
磁気繊維タイヤ
金属繊維が織り込まれたタイヤ。磁力を発することで垂直な壁をも走行する「サイクロン・トライアングル」が発動する。燃料タンク
ブースター用の燃料が入っている。水中ジェット
空気を送り出す機能が搭載されており、水上を滑走する「サイクロン・サーフィン」を可能とする。主タービン
加速ブースターおよびホバー用強化エンジンのタービンが縦に搭載されている。エア・インテーク
空気の取入口。水中潜行時にはシャッターが閉じられる。電磁式スプリング
ウイングとブースターの併用により、最大50mのジャンプを可能とする。姿勢制御三次元ジャイロ
車体の傾斜や速度を検出する装置を内蔵。5km以内であれば、仮面ライダーの脳波をキャッチすることで無人走行が可能。その他の機能など
■ウイング時速100km以上で走行する際、自動的に安定翼が展開する。その長さや角度はコンピューター制御により、状況に応じて常に最適な状態を保つ。
特殊鋼でつくられており、大木をも切り倒す「サイクロン・カッター」としての使用も可能。
- 新サイクロン号とは……
- レーダー
- 赤外線ヘッドライト
- カウリング
- プルトニウム原子炉
- 自動可変ハンドル
- 送気ダクト
- ジェット・ノズル
- 磁気繊維タイヤ
- 燃料タンク
- 水中ジェット
- 主タービン
- エア・インテーク
- 電磁式スプリング
- 姿勢制御三次元ジャイロ
- その他の機能など