ざんぶろんぞザンブロンゾ

- 登場作品
- 仮面ライダー
- 初登場回/初登場作品
- 第30話『よみがえる化石 吸血三葉虫』(1971年10月23日放送)
■説明
ショッカーが志村高一郎博士の研究で蘇生された三葉虫を盗み、吸血する改造人間との血液交換によって誕生させた怪人。
当初は掌サイズの三葉虫だったが、吸血によって人間大の怪人へと変化。殺傷能力が高い赤い液体を噴射し、自身の鱗を投げつけて戦うだけでなく、自在に大きさを変えられるようになる。
志村博士を協力させるべく人質にした博士の妻、志村なつ江の血を吸って性能が確認されると、板倉五郎と一緒にいた滝和也のもとへ放たれるも吸血に失敗。しかし、次に放たれた立花レーシングクラブでマリの血を吸い、人間大の姿へと変化した。
その後、五郎から志村博士の研究を聞いた隼人が志村家を訪問すると、カーテンの陰に隠れて隼人と博士を監視。隼人が去ったのち、ゾル大佐に強要された博士に調整を施されたが、家族を守るために一計を案じた博士によって寿命を短くされてしまう。そこへ隼人と滝が現れたため、ゾル大佐は時限爆弾を仕掛けて基地を放棄。三葉虫を世界に放つべく、部下を羽田へと向かわせたが、飛行場へ到着した部下の前に仮面ライダー2号が現れ、部下の血を吸わされて人間大になった。ザンブロンゾは仮面ライダー2号と戦うが、調整の影響でほどなく弱体化。ライダーキックを受けて倒れ、もとの化石へと戻ってしまった。
なお、劇場版『仮面ライダー対ショッカー』、劇場版『仮面ライダー対じごく大使』にも再生怪人として登場している。
身長:1.26m
体重:27kg
特色/力など:吸血能力、自在に大きさを変えられる身体、手裏剣のような鱗
声:池永通洋(いけなが・みちひろ)