ぞるたいさゾル大佐

- 登場作品
- 仮面ライダー
- 初登場回/初登場作品
- 第26話『恐怖のあり地獄』(1971年9月25日放送)
「服装の弛みは精神が弛んでいる証拠だ。私が来た以上、弛みは絶対許せん!」
■プロフィール
種族:人間
性別:男性
年齢:不明
職業・身分など:ショッカー大幹部
家族など:不明
演:宮口二朗(みやぐち・じろう)
■この人物が変化する怪人
・狼男
■説明
悪の秘密結社ショッカーの改造人間で、その正体は狼男。
ショッカー中近東支部長を務めていた大幹部で、首領の命令により総司令官として日本支部に赴任した。組織の規律を重視しており、着任早々服装が乱れていた戦闘員を叱責し、「弛みは絶対許せん」と宣言している。写真と音声さえ入手できれば、どんな人物にも化けられる変装の名人で、敵中に潜入して内部から崩壊させる戦法が得意。一文字隼人や滝和也との初対面では「オレの名を聞き、素顔を見た者は必ず死ぬ」と口にし、自信のほどをうかがわせていた。
首都圏へ通じる主要道路を封鎖して混乱させたり、東京湾を火の海にして混乱させた隙に制圧する、霧状にした強力な毒薬を空中から撒いて死の街にするなど、東京制圧を狙った作戦をたびたび立案する一方、エイキングを量産して世界中の電気を奪い闇に閉ざす「世界暗黒作戦」など、大規模な作戦も計画していた。アリガバリやエイキングのような強力な改造人間を派遣して仮面ライダー2号を苦戦させたこともあるが、やはり倒すまでには至らず、これら数々の計画はことごとく阻止されてしまった。
最終的にゾル大佐は仮面ライダーとの直接対決を決意し、人間をウルフビールスで狼男に変えてしまう「狼作戦」を立案。自ら黄金の体毛に身を包んだ狼男としてその陣頭に立ち、仮面ライダー2号に立ち向かったが、力及ばず倒されてしまった。