どくがんだー せいちゅうドクガンダー(成虫)
- 登場作品
- 仮面ライダー
- 初登場回/初登場作品
- 第21話『ドクガンダー 大阪城の対決!』(1971年8月21日放送)
■説明
繭に入ったドクガンダー(幼虫)が成虫に変態した姿。
大きな翼で飛行し、両手の指先から放つミサイルを武器に戦う。
無事に成虫へと変態したのち、亡くなった小泉教授の姿で吉岡助教授のもとに出現。マスコミに対する、「人間大の毛虫を見た」という彼の発表を否定する。そして、吉岡が開発していた繭を急成長させる成長剤を利用すべく、「秘密の研究室へ行こう」と廃墟へ誘い出して監禁。娘のミキを誘拐すると脅し、繭で育成していた新たなドクガンダーたちの成長促進を要求した。
ところが、ミキを誘拐しようと派遣した戦闘員が、吉岡家を見張っていたマリとユリ、ミキに扮した板倉五郎に捕まってしまう。ドクガンダーは戦闘員が捕まっているホテルに向かい、窓からミサイルを放って戦闘員を処分。屋上に出て挑発した滝和也を襲い、続いて現れた一文字隼人が変身した仮面ライダー2号に応戦したが、分が悪いと見て撤退を決める。
後日、父を探したいミキと五郎が出かけた大阪城に出現。ふたりを探しに出たマリとユリ、そして写真屋に扮して見張っていた立花藤兵衛の5人を捕らえて始末しようとするが、現れた仮面ライダー2号に阻止された。そのさなか、吉岡が成長剤を完成させたと報告を受けてアジトへ帰還。吉岡に成長剤を使うよう命じた。
このとき、戦闘員に扮してもぐりこんだ滝が吉岡を制止。彼を捕らえたものの、「大変なことになる」という彼の言葉で翻意した吉岡が繭を溶かす薬を使い、新たな繭は台無しになった。
しかも、滝が手がかりを残していたのか仮面ライダー2号と立花がアジトに現れ、解放された滝が吉岡を連れだしてしまう。ドクガンダーは仮面ライダー2号を迎撃。大阪城へ誘い出して空中戦を挑むが、ライダーキックを受けて墜落、爆発した。
なお、劇場版『仮面ライダー対ショッカー』にも再生怪人として登場している。
身長:2.3m
体重:120kg
特色/力など:飛行能力、指先から放つミサイル
声:辻村真人(つじむら・まひと)