じょう しげる城茂

- 登場作品
- 仮面ライダーストロンガー
- 初登場回/初登場作品
- 第1話『おれは電気人間ストロンガー!!』(1975年4月5日放送)
「ブラックサタンのお偉方に願いがあってオレはやってきた。話を聞いてくれ!」
■プロフィール
種族:人間→改造人間
性別:男性
年齢:22歳
職業・身分など:不明
家族など:不明
演:荒木茂(あらき・しげる)
■この人物が変身する仮面ライダー
■説明
仮面ライダーストロンガーに変身する青年。
考えるよりもまずは行動という、無鉄砲なところがあるが、どんなに窮地に陥っても、決して諦めることなく困難に立ち向かい、己の預かり知らぬところで事態が好転することも多い。それを自分も理解しているのかかなりの自信家で、敵対する他者に対しての尊大な物言いからも、その性格が窺える。とはいえ根は優しさに満ちており、正義を愛する心も人一倍強く、困っている人は決して見捨てない。
かつては城南大学に通い、アメリカンフットボール部のキャプテンを務めていた。しかし、3年生のときに秘密結社「ブラックサタン」に拉致された親友が、改造手術の失敗により落命。その事実を知って仇討ちを決意すると、自ら組織のアジトに乗り込んで改造手術を志願し、カブトムシの力を備えた改造電気人間へと改造された。しかし、自己催眠装置によって脳改造は回避しており、忠誠を誓う宣誓式の場でブラックサタンに宣戦布告。別室で改造されていた、電波人間タックルこと岬ユリ子を連れて脱出し、仮面ライダーストロンガーとしてブラックサタンとの戦いを開始する。
その後、ほどなく歴代の仮面ライダーの協力者、立花藤兵衛とも出会い、徐々にユリ子や立花との信頼関係を築きつつ各地を転戦。ブラックサタン傘下の奇械人(きっかいじん)と呼ばれる怪人たちを次々に撃破し、ついにブラックサタン大首領を打倒。親友の仇討ちを果たした。
ところが、これに乗じたブラックサタン大幹部、ジェネラルシャドウが組織を掌握し、故郷の「魔の国」から呼び寄せた改造魔人と呼ばれる怪人たちとともに地球侵略を開始。彼ら「デルザー軍団」に立ち向かった茂たちは、いずれもブラックサタン大幹部に匹敵する怪人に苦戦を強いられ、ユリ子が戦いの果てに命を失ってしまった。
茂は彼女の墓前に勝利を誓いながらも糸口が掴めず、ほどなく自身も窮地に陥ってしまう。しかし、そこで元ブラックサタンの科学者、正木洋一郎と出会い、再改造手術を受けて「改造超電子人間」へとパワーアップ。時間制限はあるも、新たな姿である仮面ライダーストロンガー チャージアップとなり、デルザー軍団の怪人を打倒していく。
これに対し、デルザー軍団も追加戦力としてマシーン大元帥、磁石団長、ヨロイ騎士が参陣。しかし、茂は世界各地から駆け付けた歴代の仮面ライダーと力を合わせ、デルザー軍団を壊滅させ、世界に平和を取り戻した。
■戦闘時の決め台詞など
「変身、ストロンガー!」
「オレはブラックサタンを倒すためにストロンガーになったんだ!」
「おやじさん。オレは、デルザー軍団の改造魔人の最後のひとりを倒すまでは、ここには来ない」