びるげにあ（こだいかっちゅうぎょかいじん）ビルゲニア（古代甲冑魚怪人）

■説明

内閣総理大臣である堂波真一の側近、ビルゲニアが変身した姿。

漆黒の全身鎧と兜をまとったような姿をしているが、顔の部分だけは人間態のままで異形化してはいない。

武器として創世王を護る剣、サタンサーベルを使用。剣戟での攻撃を得意とするが格闘戦にも長けていて、1972年に三神官が堂波道之助と会談を行った際、武器を使わずに堂波の護衛を全滅させている。また、鎧状の外皮は銃弾や刃物での攻撃を防ぐほどの強度を誇っている。

「ゴルゴム党」でも屈指の実力者で、シャドームーンとも互角の戦いを演じるが、仮面ライダーBLACK SUNにはまったく歯が立たず、左腕を失う結果となった。

しかし、黒川一也の率いる警官隊との戦いでは、怪人の真実を世界に知らせようとする和泉葵を守るべく片腕でサタンサーベルを振るって奮戦。警官隊が放ったワイヤー付きのフック銃で装甲を貫かれて動きを止められ、黒川の至近距離からの銃撃で致命傷を受けるが、なおも戦いを止めず、すべての警官を倒して力尽きるという壮絶な最期を遂げた。

声：三浦貴大（みうら・たかひろ）