くろかわ かずや黒川一也

「おい、放してやれ、やめとけ！」

■プロフィール

種族：人間

性別：男性

年齢：不明

職業・身分など：警察官

家族など：不明

　演：川並淳一（かわなみ・じゅんいち）

■説明

「怪人犯罪課」所属の警察官。

怪人による犯罪の取り締まりや、反怪人団体や怪人たちによるデモ行進の警備などに取り組んでいる。黒川自身に怪人への偏見はなく、雀怪人の小松佐知や小松俊介、ふたりの夫であり父である小松茂雄とも交流があった。しかし、井垣渉が代表を務める「怪人から日本を守る会」のような反怪人団体の活動や、差別に抗議する怪人たちの行動、その両陣営の衝突が激しさを増す状況に苦悩する。また、部下のなかにも怪人を恐れ、偏見を抱く者がいたため、こちらのケアにも心を砕く必要があった。

その後、怪人と人間との大きな衝突こそ起きなかったものの、のちに井垣の仲間たちに暴行されて俊介が落命する事件が発生。検死のため、彼の遺体を預かるべく小松家を訪ねた黒川は、「お前らがヘイターを取り締まってればこんなことにならなかった」となじる茂雄に返す言葉が見つからず、ただ唇を噛むしかなかった。

のちに、和泉葵が怪人誕生にまつわる真実を国連に公表すると、黒川は命令に従って葵を捕縛すべく、部下たちとともに南光太郎が棲家としている廃バスに急行。これを阻止せんとするビルゲニアと戦闘になり、部下ともども殉職した。