ばしょうがんバショウガン

- 登場作品
- 仮面ライダーV3
- 初登場回/初登場作品
- 第39話『人喰い植物 バショウガンの恐怖!!』(1973年11月10日放送)
■説明
ツバサ大僧正が率いる「ツバサ一族」の一員。ツバサ一族は翼を有する動物や鳥類をベースとした怪人で構成されているが、バショウガンは唯一、ボルネオ原産の食肉植物「カエンバショウ」をベースにした改造人間である。
カエンバショウに化ける能力を備えており、近づいてきた獲物を体中から生えたツルで捕らえ、地中に引きずり込んでしまう。また、身体から分泌される毒液には、注入した人間に5万ボルトの電流を流すことでサイズを縮めてしまう効果がある。これらの能力を利用して拉致した人間を瓶に詰める「保存人間計画」に従事。恐怖を煽る甲高い笑い声を上げながらターゲットに襲い掛かり、幾多の人間を捕えて瓶詰にしてきた。
計画の一環として、新たに捕えた山田正子を瓶詰にしようとする。しかし風見志郎に、事件の裏に秘密結社「デストロン」の存在があることを突き止められ、さらに捕まった戦闘員が地下アジトの場所を漏らしてしまう。こうして乗り込んできた仮面ライダーV3により、瓶詰にした人間たちはすべて解放されてしまった。
その事態に対処すべく、バショウガンは情報を漏らした戦闘員がいる「少年仮面ライダー隊」本部に侵入し、これを始末する。合わせて少年仮面ライダー隊の隊員たちも始末しようと試みるが、V3が駆け付けて戦闘に突入。ツルを巻き付けて動きを封じようとするも、V3にツルを掴まれて逆に自らの動きを制限させてしまうことになり、最後は「V3スカイキック」を叩き込まれ、溶解するかのように消滅した。
なお、第52話にも再生怪人として登場している。
身長:1.69m
体重:59.0kg
特色/力など:蔓を巻き付けて攻撃、人間を縮小させる毒液、植物に擬態
声:山下啓介(やました・けいすけ)