CHARACTERS

つばさだいそうじょうツバサ大僧正

登場作品
仮面ライダーV3
初登場回/初登場作品
第36話『空の魔人 ツバサ軍団』(1973年10月20日放送)

「ツバサ大僧正の、ツバサ軍団は、世界に恐れる者のない最強軍団」

■プロフィール

種族:改造人間

性別:男性

年齢:不明

職業・身分など:デストロン大幹部

家族など:不明


 演:富士野幸夫(ふじの・さちお)


■この人物が変化する怪人

死人(しびと)コウモリ


■説明

秘密結社「デストロン」の大幹部。

チベットで恐れられる「卍教」の教祖にして、デストロンに与する「ツバサ一族」(ツバサ軍団などとも)の族長。200年前にヨーロッパで生まれたが、あまりに残虐な性格から寺院に幽閉され、多数のコウモリと暮らすうちに超能力を獲得。脱出してチベットへ渡り、「卍教」を開いたという。普段の姿は長いひげを蓄えた白髪の老人で、怪しげなマスクを装着して長衣をまとい、怪鳥の彫刻が施された杖を手にしていた。

ツバサ大僧正の正体は、コウモリの怪人である死人コウモリ。配下の怪人たちもツバサ一族の一員で、それぞれ翼、羽、皮膜などを備え、飛行や滑空能力を活かした空中戦を得意とした。

キバ男爵が倒れたのち、デストロン首領に招かれて日本支部の3代目大幹部に就任。秘かに重要施設を占領していく「日本占領作戦」、都市部に毒ガスを散布する「ムササビ作戦」などを指揮したが、仮面ライダーV3こと風見志郎によって阻止された。最後はツバサ大僧正自ら怪人として立ち向かい、一時は彼に重傷を負わせてその心をも折りかけたが、奮起したV3の新たな必殺技を受けて敗北。最期を悟ったツバサ大僧正は、首領を称えつつ自ら用意した棺桶に身を沈めて爆散した。