KAIJIN

かめらもすきーとカメラモスキート

登場作品
仮面ライダーV3
初登場回/初登場作品
第29話『ドクトル・ゲー 最後の挑戦!』(1973年9月1日放送)

■説明

蚊とカメラの特性を併せ持つ機械合成怪人。

数々の失敗を重ねたドクトルG(ゲー)が全技術を持って作り上げた怪人で、戦闘よりも諜報活動に向いた能力を複数所有している。

左目が一眼カメラのようになっており、このカメラで撮った人間の姿に化けることが可能。ただし、この能力で変化しても、鏡に映った姿は元の怪人のままである。ほかにも盗聴機能を持つミニモスキートを操ったり、空間に虚像を投影して標的を惑わすこともできる。

また、背部には左右2枚ずつ合計4枚の羽が伸び、飛行能力を持つ。

自身の能力の実験を兼ね、とある民家を襲いその家の男性の顔を奪う。

アジトへと帰還すると戦闘員の姿を借り、盗まれた機密書類のマイクロフィルムを奪還すべく、インターポールより秘密結社「デストロン」にスパイとして侵入していたデストロンハンター4号に接触。その命を奪いマイクロフィルムを探すも見つからなかったため、今度はデストロンハンター4号に化けてこの場に現れたデストロンハンター5号こと佐久間ケンを騙し、マイクロフィルムの在処を聞き出した。自身の正体を明かし、用済みとなったケンを始末しようとするも、デストロハンターの通信は「少年仮面ライダー隊」の本部にも届いていたため風見志郎が駆けつけ、仮面ライダーV3に変身。アジト外で激闘を繰り広げるも、V3が戦闘員相手に苦戦する佐久間の助太刀に向かい、決着をつけることはできなかった。

佐久間には逃げられたが、ミニモスキートを放って情報を得てインターポール日本支部を襲撃し、マイクロフィルムが入っていると思しきカバンを強奪。追ってきたV3と戦闘になるがここは逃げることを優先し、V3の背後に捕らえられる立花藤兵衛らの虚像を投影する。これでV3の注意を逸らし、見事アジトへの撤退に成功した。だが、カバンの中に入っていたのは偽物で、ドクトルGから改めてマイクロフィルム奪回の命令を受ける。

次に狙ったのは、マイクロフィルムの暗号を解読できる田所。彼を襲ってその姿に化け、インターポール日本支部に潜入。マイクロフィルムを手に入れたが、そこに本物の田所が襲われる光景を目撃していた田所の娘が現れ、正体を明かされてしまう。

止む無く逃走するもV3に追いつかれ戦闘に突入。格闘戦で果敢に挑むもののV3には歯が立たず、「V3キック」を受けて息も絶え絶えの状態に。最期を悟りマイクロフィルムごと自爆しようとしたが、空中へ飛んだところに追撃の「V3ボディアタック」を受けそのまま爆散。マイクロフィルムもV3に取り返されてしまった。


身長:168.0cm

体重:51.0kg

特色/力など:他人の顔を奪いその人物になりすます、虚像を映し出す、盗聴機能のあるミニモスキートを操る


声:八代駿(やしろ・しゅん)

関連人物

  • ドクトルG

  • 風見志郎

  • 立花藤兵衛(V3)

  • 珠純子

  • 珠シゲル

  • 佐久間ケン

  • デストロンハンター4号

  • 田所

関連怪人

  • デストロン首領

  • デストロン戦闘員