はさみじゃがーハサミジャガー

- 登場作品
- 仮面ライダーV3
- 初登場回/初登場作品
- 第1話『ライダー3号 その名はV3!』(1973年2月17日放送)
■説明
ジャガーとハサミの特性を併せ持つ機械合成怪人。
頭部や胴体の右半身はジャガーのような橙色に黒い斑点の毛皮、左半分は金属製の鎧を纏ったような機械的な姿をしている。
両腕の先端は、交差すれば巨大なハサミのようになる刃がそれぞれ1本ずつ伸びており、ハサミの状態で獲物を挟み込むことでスパークとともに破壊エネルギーを発生させ、人間程度であればその威力で溶解させてしまう。
壁越しに鋭利な刃を突き立てて標的を仕留めるなど奇襲攻撃が得意。さらに追手を巻くために人間に化けてその場をやりすごしたり、身代わりを使って自分が倒されたように見せかけるといった狡猾な面も持ち合わせている。
悪の秘密結社「ゲルショッカー」崩壊後、絶命したと思われていたゲルショッカー首領が新たに結成した秘密結社「デストロン」の一員として暗躍。カメバズーカの体内にある原子爆弾を起動させて東京に甚大な被害を与えようとする「東京都全滅作戦」を遂行すべく、自分たちの姿を見た者を手にかけていた。
自身の手にかかった人間が溶解するのを目撃した風見志郎を標的とするも仕留め損ない、戦闘員の姿を目撃した珠純子を次なる獲物に定める。純子が匿われた風見家を襲撃し、駆けつけた本郷猛こと仮面ライダー1号の妨害により純子の命を奪うことには失敗したものの、その際に志郎の両親と妹を手にかけた。
以後も純子や立花藤兵衛を襲うが、仮面ライダーV3への変身能力を得た志郎によって阻止されてしまう。その後は本来の作戦「東京都全滅作戦」遂行のためV3を引き付ける囮となるも、迂闊にも作戦内容をV3に話してしまい、電子頭脳による通信でV3から仮面ライダー1号、仮面ライダー2号へと情報が露見してしまう。結果的に作戦は失敗となり、怒りのまま戦闘員とともにV3に襲い掛かったが、V3の必殺技「V3回転ダブルキック」を受けて爆散した。
身長:194.0cm
体重:86.0kg
特色/力など:両腕の刃、刃を合わせてハサミ状にして破壊エネルギーを発生させる
声:沢りつお(さわ・りつお)