KAIJIN

かめばずーかカメバズーカ

登場作品
仮面ライダーV3
初登場回/初登場作品
第1話『ライダー3号 その名はV3!』(1973年2月17日放送)

■説明

亀とバズーカ砲の特性を併せ持つ機械合成怪人。

外見的には二足歩行する緑色の亀のような姿をしており、頑強な甲羅を背負っている。この甲羅には巨大なバズーカ砲が備わっており、上体を低くして砲身を標的に向けることで、凄まじい威力に加え連射能力にも優れた巨大弾丸を発射。このバズーカ砲には対戦した仮面ライダー1号、仮面ライダー2号も手を焼き、ふたりがかりでも突破口をつかめないほどだった。

さらに体内には東京を壊滅させるほどの威力を持つ時限式の原子爆弾を備え、一度起動すると時限装置の中断は不可能。たとえ倒されてもその後には爆弾による被害が発生して悲惨な結果を生むという、非常に恐るべき怪人である。

ハサミジャガーとともに、自らの体内にある原子爆弾を爆発させて東京に壊滅的な被害をもたらす「東京都全滅作戦」を遂行するべく暗躍。その前段階として、秘密結社「デストロン」の活動の一端を目撃した風見志郎を亡き者にしようと、オートバイの練習をする志郎を狙撃し重傷を負わせた。

その後、しばらく身を潜めていたが、デストロンのアジトに誘き寄せられた1号、2号を始末すべく屋外から砲撃。アジトごと始末しようとしたが、ふたりには間一髪逃げられてしまう。それでも屋外での戦いでは強力な砲撃を駆使して1号、2号を一方的に攻撃。そこに1号、2号の手により生み出された風見志郎こと仮面ライダーV3が出現し、新たな戦士の誕生を目撃することとなった。

その後は東京都全滅作戦を実行に移すべく起爆装置を起動させ都内某所で待機。だが、ハサミジャガーが口を滑らせたことで計画が露見し、1号と2号が駆けつけてしまう。強力な砲撃で一方的に攻撃するも、V3という後継者ができたことで、1号と2号が捨て身の行動を慣行。仮面ライダーの全エネルギーを解放されて動きを封じられ、そのままふたりに太平洋上へと運ばれてしまう。そこで爆破のタイムリミットを迎え、轟音とともに大爆発し、太平洋の露と消えた。


身長:175.0cm

体重:63.0kg

特色/力など:背中のバズーカ砲、体内にある時限式の原子爆弾


声:峰恵研(みね・えけん)

関連人物

  • 風見志郎

  • 本郷猛(V3)

  • 一文字隼人(V3)

関連怪人

  • デストロン首領

  • デストロン戦闘員

  • ハサミジャガー