かにじゅうじんカニ獣人

- 登場作品
- 仮面ライダーアマゾン
- 初登場回/初登場作品
- 第9話『ゆけアマゾン!カニ獣人の島へ!』(1974年12月14日放送)
■説明
全身が深緑色の甲殻に覆われたカニの能力を持つ獣人。普通に歩行できるが、カニの特性なのか横歩きをすることも多い。
両腕の先端に備わる巨大なハサミを最大の武器としており、口から吐く毒性の白い泡で人間を骨まで溶かしてしまうほか、多数の人喰いガニを自在に操る能力を持つ。
十面鬼ゴルゴスからは「人さらいに最適」と評価されていた。
食糧として若い娘を求める十面鬼ゴルゴスにより呼び覚まされ、赤ジューシャとともに連続誘拐事件を起こす。
その過程でアマゾンに発見され戦闘に発展。ビルとビルの間にロープを通し、高所を渡ろうとするアマゾンを落そうとしたり、屋上の縁に掴まるアマゾンの腕をハサミで何度も攻撃しようとするが、アマゾンの驚異的な身体能力によりことごとく回避され、狙っていた女性も奪還されてしまう。
その後、アマゾンの弱点を知るために、秘密結社「ゲドン」の裏切り者でるモグラ獣人を脅迫。アマゾンの友達である岡村まさひこの姉、岡村りつ子の存在を聞き出すと、用済みになったモグラ獣人を始末しようとするが、「アマゾンが来た!」という単純な嘘に騙されて逃がしてしまった。
新たに得た情報を頼りにりつ子、そしてともに居合わせたりつ子の友人であるフサ代を襲撃。ふたりをアジトである人喰いカニ島へと誘拐した。
人喰いガニの蠢く岩場にりつ子とフサ代を縛り上げると、やがて目論見通りにアマゾンがふたりを救出すべく人喰いカニ島へと来訪。「動けば、人喰いガニにふたりを食い殺させる」と脅迫し、一方的にアマゾンを攻撃した。そしてトドメとばかりに自慢のハサミをアマゾンの首に近づけるが、アマゾンは仮面ライダーアマゾンへと変身。
怒りの猛攻に防戦一方となり焦ったのか、人喰いガニに人質を襲われることも忘れ、そのまま一方的に攻撃を受け続けると、最後は「大切断」を受けて息絶えた。
身長:190.0cm
体重:93.0kg
特色/力など:巨大なハサミ、口から吐く毒性の白い泡、人喰いガニを操る
声:峰恵研(みね・えけん)