がたっくぜくたーガタックゼクター
- 登場作品
- 仮面ライダーカブト
- 初登場回/初登場作品
- 第21話『VSクワガタ』(2006年6月25日放送)
■説明
地球外生命体であるネイティブの技術提供により、対ワーム秘密組織「ZECT(ゼクト)」が開発した、クワガタムシ型の自律メカ。
時速990kmのスピードを誇る飛行能力を有しており、ジョウントと呼ばれる、瞬間移動のような動きも見せる。
大顎の部分に当たるゼクターホーンは150mmの鉄板を難なく突き破るほどの強度を持ち、自らが敵とみなしたものに対しては、これを利用した突撃や挟み込みで攻撃する。
ガタックゼクターが自ら選んだ資格者を仮面ライダーガタックに変身させる能力を持つが、搭載されたAIが非常に荒々しい性格をしており、有資格者探しは難航。しかも、選考実験の際には不適合とみなした者に対し容赦なく攻撃を仕掛け、何人もの被験者に重傷を負わせた。
最終的に資格者として選ばれたのは、ZECTの見習い隊員である加賀美新。彼もガタックゼクターに重症を負わされたひとりだったが、ワームとの過酷な戦いで死の淵を彷徨い、その後、心の底から戦う覚悟を固めたことで資格者として認められた。
ガタックへの変身の際には、その求めに応じてジョウント移動で有資格者のもとへと瞬時に飛来。
腰に装着したライダーベルトのバックル部にガタックゼクターがセットされることで、有資格者を仮面ライダーガタック マスクドフォームへと変身させる。
変身後はゼクターホーンを本体外側へとオープンする操作で、マスクドフォームからライダーフォームへとフォームチェンジする「キャストオフ」、逆の動作でマスクドフォームへと戻る「プットオン」が可能。
さらに、ライダーフォームの状態で本体背部に付いたボタンのフルスロットルを3連続で押し、ゼクターホーンを操作することで、必殺技の「ライダーキック」が発動。ガタックゼクター内に蓄積された超エネルギー、タキオン粒子が片足に流れ込み、そこから放たれるキックは恐るべき破壊力を生み出す。
■主な使用者
■このアイテムを使って変身する仮面ライダー
ガタックゼクター
昆虫型自律メカ、ゼクターの一種。仮面ライダーガタックの心臓部となる。ゼクターホーン
突進で厚さ150mmの鉄板をも貫く強度を誇る。「キャストオフ」の際には両顎を広げるように体側部へと回転展開させる。フルスロットル
ボディ後部についたスイッチ。3回連続で押すことでガタックゼクター内部の超エネルギー、タキオン粒子が解放され、「チャージアップ」される。イオンエンジン噴射口
尾部にある2門の噴射口からイオンエンジンを噴射したときの最高飛行速度は、時速990kmに達する。スラスタースリット
超エネルギー、タキオン粒子を噴射してジョウント移動を可能とする脚部。- ガタックゼクター
- ゼクターホーン
- フルスロットル
- イオンエンジン噴射口
- スラスタースリット
斜め下から見たガタックゼクター
斜め下から見たガタックゼクターセットアップレール
有資格者が変身の際に、ガタックゼクターをライダーベルトにスムーズに装着できるようにつくられた誘導路。- 斜め下から見たガタックゼクター
- セットアップレール