仮面ライダーガタック
かめんらいだーがたっく らいだーふぉーむ仮面ライダーガタック ライダーフォーム

- 登場作品
- 仮面ライダーカブト
- 初登場回/初登場作品
- 第22話『誕生特別編』(2006年7月2日放送)
「Cast off Change Stag Beetle」
■説明
仮面ライダーガタック マスクドフォームが、ライダーベルトのバックル部に装填したガタックゼクターの大顎にあたるゼクターホーンを操作することで「キャストオフ」を行い、上半身に纏っていたマスクドアーマーをパージしてフォームチェンジした姿。仮面ライダーガタックの基本形態となる。
パワーと防御力を犠牲にする代わりにスピードに優れており、ライダーベルトの左右にあるスラップスイッチをタップすることで、ガタックゼクターで生成された超エネルギー、タキオン粒子を解放して全身に行き渡らせる「クロックアップ」が発動。一定時間であるが常人では目視することすらできない超高速移動を可能とする。
粗削りなパンチやキック、さらには組みついての投げ技など、どこかプロレスラーを彷彿とさせる猪突猛進な加賀美らしい豪快なスタイルで戦う。
また両肩には、専用武器のガタックダブルカリバーがプラスカリバー、マイナスカリバーと左右一振りずつマウントされている。クワガタの大顎を模した刀身を持つ剣で、ワーム(サナギ体)程度ならば一撃で倒すことも可能。グリラスワームとの最終決戦では、ブーメランのように投げつけ、劣勢を覆すチャンスを作った。
必殺技は「ライダーキック」。ガタックゼクターのボディ後部にあるボタン、フルスロットルを3回押してゼクターホーンを操作。タキオン粒子が収束された片足による凄まじい一撃が放たれる。勢いをつけてジャンプし、腰を軸に回転蹴り、いわゆるレッグラリアートの要領で放つのが基本フォームだが、状況によっては、エネルギーを貯めた片足を鋭く前方に突き出したジャンプキックを繰り出すこともあった。
もうひとつの必殺技は、2振りのガタックダブルカリバーを大鋏状に合体させて発動する「ライダーカッティング」。刃先から鋭いエネルギーを広範囲に放ち、範囲30m以内の敵を斬り刻む。ハサミ状にしたガタックダブルカリバーで相手を捕らえ、直接エネルギーを流し込むようにして放つことあった。
また、ウカワームとの戦いでは、専用マシンのガタックエクステンダー エクスモードを利用した必殺技「エクステンドライダー落とし」を披露。空中からガタックエクステンダー エクスモードを突撃させつつ、さらに仮面ライダーガタック ライダーフォームが背後からガタックエクステンダーにキックを放って突撃のパワーを増加させるという荒業だ。
変身者:加賀美新
変身者

スペック
■身長:194cm■体重:97kg
■パンチ力:3t
■キック力:7t(ライダーキック:19t)
■ジャンプ力:一跳び36m
■走力:100mを5.8秒(通常時間時)
■必殺技:「ライダーキック」
ガタックブレスト
超金属、ヒヒイロノカネでできており、上半身前部を守る。頑強、軽量で、大爆発の衝撃をも吸収する耐衝撃性を持つ。ライダーアーマー
軽量、頑強なライダーアーマーは、レスポンスバンドで繋がれており、通常時間時に肉体の反応速度を人造的に0.05秒と、常人より格段に速くする。インセクトリング
両手、両足の動きを補助強化する三重のリング。これによって、一般人の何倍ものパワーを発揮できる。ライダーストンパー
特殊な足裏部分。500mの高さから飛び降りても変身者にダメージを与えないように、インセクトリング、ライダーアーマーヘと衝撃を繋いで吸収、緩和する。また、「チャージアップ」することでガタックゼクターから送られてくる超エネルギー、タキオン粒子を波動に変換して必殺技「ライダーキック」のキック力をアップ。時空を自在に動き回る敵に叩き込んで、原子崩壊を招き、消滅させる威力を発揮する。
スラップスイッチ
タップすることでカブトゼクターより発生した超エネルギー、タキオン粒子を全身に行き渡らせ「クロックアップ」が発動する。ライダーパーム
手のひらより高周波が放たれており、ガタックダブルカリバーやガタックエクステンダーのハンドルを握る際には圧着してフィット感を増す。また、ガタックゼクターより発生している超エネルギー、タキオン粒子をガタックエクステンダーに送り込み、「クロックアップ」による超高速移動に同調できるようにすることも可能。サインスーツ
頭頂部から取り入れられ、変換された高圧縮酸素が、快適な温度と湿度で常に全身を駆け巡ることで、一定の体温を維持。さらに、50口径の機関銃の衝撃を吸収でき、5000度の高温、絶対零度の低温などからも身を守る。また、スーツ自体に備わるニューロン細胞をシナプスで繋いで変身者に伝達し、まるで第2の皮膚のような感覚でマスクドライダーシステムを扱うことができる。- スペック
- ガタックブレスト
- ライダーアーマー
- インセクトリング
- ライダーストンパー
- スラップスイッチ
- ライダーパーム
- サインスーツ

側面
仮面ライダーガタック ライダーフォームの右側面ガタックダブルカリバー
双剣型の専用武器。右肩にはプラスカリバー、左肩にはマイナスカリバーがマウントされており、必要に応じて取り外して使用する。- 側面
- ガタックダブルカリバー

ボーンシェルメット
仮面ライダーガタック ライダーフォームの頭部。3層構造になっており、1層目が継ぎ目のない強度に優れた超金属のヒヒイロノカネ、2層目が軽比重で耐衝撃性に優れた特殊ケミカル、3層目が強度と弾性率を持つサインスーツ製。敵のどのような攻撃からも頭部を守る。ローテート
「キャストオフ」を発動しマスクドアーマーを弾き飛ばしたあと、この部位を起点にガタックホーンが立ち上がる。コンパウンドアイ
敵が「クロックアップ」したとき、自分が「クロックアップ」していなくても、ガタックゼクターより発生している超エネルギー、タキオン粒子の流れる目で、超高速移動している相手の動きを目視することができる。ガタックホーン
マスクドフォームのガタックレシーバーと同様に、一般人の4倍以上の聴力を持っており、16Hz~12万Hzの音域の物音を聴き取れるばかりか、5km先の針の落ちる音さえも聴き分けることが可能。Oシグナル
ワームが「クロックアップ」した瞬間、時間軸の乱れを感知して敵を発見する。- ボーンシェルメット
- ローテート
- コンパウンドアイ
- ガタックホーン
- Oシグナル