のがみ あいり野上愛理

「ゆったりかまえていれば、星は自然とめぐるんです」

■プロフィール
種族：人間
性別：女性
年齢：22歳
職業・身分など：喫茶店「ミルクディッパー」店主
家族など： 野上良太郎（弟）、野上真一（父）、野上加代子（母）、謎の男（桜井侑斗）（婚約者）、ハナ／コハナ（娘になるはずだった女性）

　演：松本若菜（まつもと・わかな）

■説明
野上良太郎の姉。星がテーマのライブラリーカフェ「ミルクディッパー」の店主。
マイペースでおっとりとした性格をしており、不幸続きでトラブルと怪我が絶えない弟・良太郎の面倒をよく見ている。物事を大げさに解釈したり、発生した問題に対して常識はずれな解決方法を導き出すなど、周囲を驚愕させる行動を取ってしまうことも度々見受けられるが、結果的にそれが実は的を得た鋭い指摘であったということも多い。
どこか翳のある美貌に惹かれ、店には尾崎正義、三浦イッセーといった、愛理目当ての男性客が多く訪れている。しかし、彼女が男性になびく様子は一切なく、常連客が置いていったプレゼントも自然な感じで「忘れ物」として、店内の一角に山と積まれている。

かつては謎の男（桜井侑斗）と婚約しており、2007年2月頃には挙式の予定だったが、2007年1月10日に謎の男（桜井侑斗）が失踪。それを機に、謎の男（桜井侑斗）に関する記憶をなくしてしまう。
その後、カイの出現により、過去改変を狙うイマジンたちの活動が活発化。謎の男（桜井侑斗）にまつわる謎と、良太郎からすっぽりと抜け落ちた記憶「2007年1月10日」を追うなかで、愛理がなぜ謎の男（桜井侑斗）のことを忘れてしまっていたのかが判明する。

謎の男（桜井侑斗）と愛理はともにゼロライナーと遭遇した日から、未来の特異点であり、分岐点の鍵でもあるやがて生まれてくる自分たちの子供（＝ハナ）の存在をカイたちに悟られないよう、彼女の存在を記憶から消去。同時に謎の男（桜井侑斗）の記憶も消していたのだ。
この目論見は成功し、カイは謎の男（桜井侑斗）、そして愛理が分岐点の鍵だと睨み、ふたりを襲撃。それでも未来はイマジンの時間に繋がらずカイは混乱。結果、カイの野望は良太郎と桜井侑斗たちに阻まれた。
戦いが終わり、入院中の愛理の傍に謎の男（桜井侑斗）が出現。だが、ゼロノスカードを使い切ったことで、謎の男（桜井侑斗）に時間は残されていなかった。束の間の再会の中、未来が守られたことを悟ると、彼女は消滅していく桜井を見送った。

その後、記憶を取り戻した彼女は新たな生活を開始。謎の男（桜井侑斗）と同一人物ながらも別の未来を歩んでいくこととなった侑斗と、新たな関係を築き始めている。