かいカイ

- 登場作品
- 仮面ライダー電王
- 初登場回/初登場作品
- 第37話『俺、そういう顔してるだろ?』(2007年10月14日放送)
「俺いま、ムチャクチャ気分悪いって気がするよ。そういう顔してるだろ?」
■プロフィール
種族:人間
性別:男性
年齢:不明
職業・身分など:不明
家族など:不明
演:石黒英雄(いしぐろ・ひでお)
■説明
イマジンの存在する未来の時間の住人としては、唯一実体を持つ特異点の青年。首領的な立場として3000体以上のイマジンと契約し、彼らの脳内に指令を送っている。本来は存在しない自分たちの時間へとつなげるため、分岐点の鍵を消滅させて歴史を改変しようとしていた。
性格は、冷酷で残忍。怒っていようと悲しんでいようと常に微笑を浮かべており、感情と表情が一致しない。また、過去を持たないことから物忘れが激しく、手帳にはびっしりと文字が書かれているが、あまり機能していないようだ。
時間の流れにある程度介入する特殊能力を持ち、手帳をめくることで過去の扉を開くことが可能。また、他人の過去の記憶を強引に覗いたり、存在するはずのないライダーチケットの捏造なども行っていた。
戦闘能力もかなり高く、生身でイマジンと互角以上に戦えるほど。さらにリュウタロスのように一時的に人の精神を支配する力も持っている。
謎の男(桜井侑斗)が分岐点の鍵であると睨み、彼の存在が確認できる過去へとイマジンを派遣。さらに、目障りな特異点である野上良太郎を排除すべく、リュウタロスを送り込んだ。だが、なかなか事態が思うように進展せず、自ら行動を開始。やがて謎の男(桜井侑斗)が囮だと気付くと、抜け落ちている情報を探るべく良太郎の記憶を覗き込む。そこから導き出した答えは、真の分岐点の鍵は野上愛理であるということ。
そして、自分自身から生み出したデスイマジンを陣頭に大攻勢をかけるが、良太郎たちの必死の抵抗により敗北。野望が潰えたことを悟り、消滅してしまった。
カイが最後に知った真実。それは分岐点の鍵は愛理ですらなかったということ。本当の分岐点の鍵は、謎の男(桜井侑斗)と愛理の覚悟の決断により、人々の記憶から存在を消されていたふたりの子供、コハナであった。