かんざき さなこ神崎沙奈子

- 登場作品
- 仮面ライダー龍騎
- 初登場回/初登場作品
- 第7話『新種誕生?』(2002年3月17日放送)
「わたしの勘に、間違いはないわ」
■プロフィール
種族:人間
性別:女性
年齢:45歳
職業・身分など:喫茶店経営者
家族など:神崎優衣(姪)、神崎士郎(甥)、城戸真司(同居人)、秋山蓮(同居人)
演:角替和枝(つのがえ・かずえ)
■説明
神崎士郎、神崎優衣の叔母。
優衣たちが事故で両親を亡くした際に優衣を引き取り、自身が経営する自宅兼店舗の喫茶店「花鶏」で暮らしている。このとき、兄の士郎は別の親戚に引き取られてアメリカへ渡ることになった。優衣と引き離される際、士郎は自分がいないと優衣が20回目の誕生日で消えると口にしており、なぜか沙奈子はそれが本当だと思えたため、いずれ優衣に何かが起こるのだろうと予感していた。
その後、士郎はアメリカのアクレイ大学に進学したが、のちに実験中の事故で亡くなった。これは沙奈子も知っていたが、別れ際の士郎の言葉もあって優衣には知らせていない。その一方、沙奈子は士郎が清明院大学に現れたことは知らなかったようだが、店のカウンターには青年期の士郎と優衣の写真が飾られている。
気まぐれな性格で非常に変わり者。秘境探検を好み、店の売り上げである程度の資金が貯まるたびにどこかへ出かけている。しばらくヒマラヤへ旅行に出かけていたが、優衣が城戸真司と出会った頃に帰国。次はアマゾンへ行きたいと考えて「アマゾン同好会」というサークルに所属し、ときどき会合に出かけている。
帰国した当日、沙奈子は優衣から秋山蓮と真司を紹介され、「目つきが悪い」と蓮を警戒する一方、愛想がよさそうな真司には好印象を抱く。そして、アパートを追い出された真司が会社に居候していると知り、ときどき店を手伝う条件で真司を下宿させると決めた。しかし、店を手伝った初日に真司が不器用だと発覚。一方で、真司の下宿に反対した蓮のほうが接客や洗い物を完璧にこなせると判明し、沙奈子は真司と蓮を同室で下宿させることにした。
その後、真司と蓮は沙奈子の思惑通り店をよく手伝ってくれたが、仮面ライダー同士の戦いが激化するとともにその回数も減少。優衣もまた、士郎について調査が進むにつれて外出が増えていった。沙奈子は忙しさに耐えかね、新たにアルバイトを募集して東條悟を雇ったり、のちにはついに心が折れて一時的に店を閉めたこともある。
「OREジャーナル」が差し押さえられて、真司の先輩で上司でもある大久保大介が店に転がり込んできた際は、店の一角を仕事場にし始めた彼に渋い顔をしつつも許容し、彼にも店を手伝わせていた。しかし、士郎の死亡診断書のコピーを入手した桃井令子が現れると、慌ててふたりを追い出している。
のちに優衣は20歳の誕生日を待たずして消滅したが、何かが起きたと察しつつも、沙奈子はひとり「花鶏」で彼女のために誕生日ケーキを準備していた。