CHARACTERS

ゆら ごろう由良吾郎

登場作品
仮面ライダー龍騎
初登場回/初登場作品
第7話『新種誕生?』(2002年3月17日放送)

「先生。俺、恩だけじゃありません。先生のそばにいたいんです、御迷惑でなければ」

■プロフィール

種族:人間

性別:男性

年齢:25歳

職業・身分など:秘書兼ボディーガード

家族など:北岡秀一(同居人)


 演:弓削智久(ゆげ・ともひさ)


■この人物が変身する仮面ライダー

仮面ライダーゾルダ


■説明

弁護士である北岡秀一の秘書。

北岡の自宅を兼ねた法律事務所に同居しつつ、彼の身の回りの世話もしている。何でもそつなくこなす器用なタイプだが、料理の腕は一流のシェフ顔負け。贅沢なものが好きな北岡からも「吾郎ちゃんの料理が最高」と絶賛されていた。腕っぷしも強く喧嘩にも長けており、数人の男を相手に勝てる実力から、トラブルに巻き込まれやすい北岡のボディーガードも兼ねている。北岡が不治の病に侵されていること、仮面ライダーであることも知っており、単なる秘書やボディーガードにとどまらぬ存在として、大きな信頼を寄せられていた。

鋭い目つきと近寄り難い雰囲気から誤解されやすいが、実は思いやりにあふれた心優しい性格。初めて変身して戦う北岡を目にした際は、知ってはいたもののその壮絶さに涙し、堀口ゆかりが父を助けて欲しいと訪ねてきた際は、子供嫌いな北岡に代わって彼女を気遣い、懐かれたこともある。


かつて傷害事件に巻き込まれ、弁護を担当した北岡に助けられた。ところが、その直後に北岡が不治の病に侵されていると発覚。吾郎は、自分を弁護していたために検査が遅れて、病気が治らなくなったのではと責任を感じ、恩返しも兼ねて北岡に尽くすようになった。「吾郎には吾郎の人生があるのだから」と考えた北岡から、「一緒にいてくれなくてもいい」と言われたこともあるが、吾郎は「恩だけではない」と否定して彼に付き従う。


病状を案じつつ北岡の戦いを見守り続けていたが、やがて北岡は仮面ライダーの引退を決意。仮面ライダー王蛇こと浅倉威との決着がついていないことを気にしつつ、ついに力尽きてしまった。北岡の最期を看取った吾郎は、彼に代わって決着をつけるべくカードデッキ(ゾルダ)を手にして仮面ライダーゾルダに変身。王蛇に挑むも敗北し、北岡を偲びながら世を去った。