せみみんがセミミンガ
- 登場作品
- 仮面ライダー
- 初登場回/初登場作品
- 第64話『怪人セミミンガ みな殺しのうた!』(1972年6月17日放送)
■説明
セミの特性を備えた怪人。
尖った口先を突き刺して人間の体液を吸うほか、背中の羽を振動させることで物体を破壊する殺人音波を放つ。
電波塔を利用して殺人音波を広域に放ち、東京都内を大混乱に陥れる任務を帯びていた。
実験と称してセミ捕りの男を襲撃したところを、偶然居合わせたナオキに目撃されてしまう。セミミンガ自身はそのことに気付いていなかったが、戦闘員からの報告によって発覚し、急いで現場に戻るも既にナオキや他の子供たちはその場を去っていた。
それでもセミミンガは追跡を続け、本郷猛のマンションにいたナオキを発見し、殺人音波を放つ。しかし本郷には殺人音波が効かなかったため逃走を図る。
滝和也とともに追跡してきた本郷に追いつかれると、そのまま仮面ライダー(新1号)との戦いに突入。背後を取って口の管を仮面ライダー(新1号)の体内に差し込みエネルギーを吸い取るが、滝の攻撃を受けて痛み分けの形で退却する。
本郷が入院している間に、殺人音波を放つ作戦をすすめるため電波塔をショッカータワーとして占拠。ショッカータワーを捜索にやってきた立花藤兵衛たちを捕え、人質にして本郷を誘い出すが、既にショッカータワーの周囲には殺人音波を妨害する電流が流されており作戦は失敗に終わる。
その後、仮面ライダー(新1号)との再戦になり、ライダー返しで投げ飛ばされたあと、ライダーキックを受けて倒された。
なお、劇場版『仮面ライダー対じごく大使』にも再生怪人として登場している。
身長:1.73m
体重:85kg
特色/力:物体を破壊する音波、人間の体液を吸収する
声:槐柳二(さいかち・りゅうじ)