はえおとこハエ男

- 登場作品
- 仮面ライダー
- 初登場回/初登場作品
- 第42話『悪魔の使者 怪奇ハエ男』(1972年1月15日放送)
■説明
ハエの特性を備えた怪人。
ショッカーによって資産家の息子である加納修がハエと合成された改造人間で、特殊な薬を飲んだ人間を意のままに操る命令音波のほか、浴びた人間を爆発させる白い泡を口から吐くことができる。
岡野弘ら子供をひき逃げしても何も感じない冷徹な加納の性格が、死神博士の目に留まって改造されることになった。
改造される前に、ひき逃げしたことを謝罪させるために現れた一文字隼人に殴られたことを覚えているため、隼人への強い恨みを抱いている。
調査のため加納の実家を訪れた立花レーシングクラブの面々に、命令音波で操るための薬を飲ませようと企むが、隼人と滝和也には勘付かれてしまい、隼人たちを倒すことには失敗。しかし薬の効果は3日間持続するため、薬を口にした立花藤兵衛とユリには効果が残ることになる。
後日、立花レーシングクラブに潜入。薬を飲ませた石倉五郎とエミに隼人を不意打ちさせたが、五郎たちの異変に気付いた弘が寸前に警告を発して失敗した。しかし、なおも立花ら4名は支配下にあり、差し向けた戦闘員も加えて隼人への襲撃を続行。ミカを連れて逃げ出した隼人を廃墟へ追い込むが、駆けつけた滝が隼人に加勢したこともあって結局作戦は失敗に終わる。
ハエ男はやむなく仮面ライダー2号と交戦するも、ライダー回転キックを受けて爆散した。
なお、劇場版『仮面ライダー対ショッカー』にも再生怪人として登場している。
身長:1.76m
体重:65kg
特色/力など:人を操る音波と爆発性の泡
声:八代駿(やしろ・しゅん)