もぐらんぐモグラング
- 登場作品
- 仮面ライダー
- 初登場回/初登場作品
- 第28話『地底怪人モグラング』(1971年10月9日放送)
■説明
モグラの特性を備えた怪人。
目は見えないが、伸縮自在で360度の視界を確保できる人工の眼「エレクトロアイ」を移植されている。平たい槍の穂先のようでもある右手とショベルのような左手で地中を自在に移動し、この両手と非常に硬い身体を武器に戦う。
コンビナートから石油を流出させて東京湾を火の海にする計画のためにつくられ、地中からエレクトロアイのみを出して偵察し、見つけた人間を襲って拉致していた。ショッカーは襲撃するコンビナートの地下へとトンネルを掘っており、こうして集められた人々は連行された秘密基地で知能が低いモグラ人間に改造され、力尽きるまで掘削作業をさせられた。
計画は密かに進めていたが、山中でカップルを襲ったことをきっかけに一文字隼人らに事件が発覚。その後、ゾル大佐の命令で隼人のバイクを整備していた愛川豊を拉致し、駆け付けた仮面ライダー2号を捕らえてアジトへ連行、変身解除した隼人を監禁した。
その後、トンネルは予定地点まで開通し、あとはモグラ人間に背負わせた爆弾でコンビナートを爆破するのみとなった。ところが、仮面ライダー2号に変身して牢を脱出した隼人によって爆弾の遠隔装置が切られ、モグラングを人間の姿に戻すべく用意していた薬でモグラ人間たちを人間に戻されて作戦が失敗。これに気づいたゾル大佐の命令で、モグラングは仮面ライダー2号のあとを追い、滝和也が出場している全日本モトクロス選手権の会場へ急行した。
会場では操られた愛川が滝の暗殺を狙っていたが、間一髪で駆け付けた仮面ライダー2号が阻止。モグラングは気配に気づいた仮面ライダー2号と戦うも付近の採掘場へと誘導され、セメントタンクに叩き落されて絶命した。
なお、第37話、第41話、劇場版『仮面ライダー対ショッカー』にも再生怪人として登場している。
身長:1.72m
体重:76kg
特色/力など:360度の視界があるエレクトロアイ、掘削に適した両手、頑丈な体
声:峰恵研(みね・えけん)