げどりあんゲドリアン

- 登場作品
- 仮面ライダーBLACK RX
- 初登場回/初登場作品
- 第1話『太陽の子だ!RX』(1988年10月23日放送)
■説明
「クライシス帝国」の地球攻撃兵団に所属する四大隊長のひとり。
怪魔異生獣によって構成される牙隊の隊長を務めている。怪魔界における極寒の地、ゲドラー地域の出身で、陽の光差す地球に住む人間たちに、激しい憎悪を燃やす。
純粋なクライシス人ではないことにコンプレックスを抱いており、ボスガンやマリバロンとは反目することも多い。一方で身分に関係なく自分を取り立ててくれたジャーク将軍に対しては、尊敬の念を抱いている。
獣のように身軽で、戦いにおいては俊敏な動きから繰り出す格闘術を軸に、隙を見て手や額から光線を放つ。仮面ライダーBLACK RXとも何度か拳を交えたが、ことごとく敗北し逃走した。
そして、度重なる作戦の失敗により、クライシス皇帝からの最後通告である最終時計が送られてきたのを見て、RXとの決戦を決意。虎の子の怪魔異生獣、ゲドルリドルとともにRXを打倒しようとしたが、あと一歩のところで手柄を横取りしようとするダスマダー大佐の妨害によって失敗に終わった。
結果、もはやクライシス皇帝の怒りを収めるにはこれしかないと、ゲドリアンの処刑が決定。ダスマダー大佐だけでなく、ガテゾーンやボスガンにまで追われる身となったゲドリアンは、最後の手段として自身の肉体を媒介させる形でクライス要塞のエネルギーを地上に送り、パワーアップさせたゲドルリドルとRXを戦わせる。自らの肉体がバラバラになるのも覚悟してエネルギーを送り続けるゲドリアンの壮絶な姿に、ジャーク将軍やダスマダー大佐も気圧されて見守ることしかできなかったが、エネルギー吸収の合間を突くというRXの策により、ゲドルリドルは敗北。そして膨大なエネルギーが一気に逆流し、ゲドリアンは塵となって消えるという凄絶な最期を遂げた。
そして、命を懸けて散ったゲドリアンの忠誠心が認められ、最終時計は消滅した。
身長:不明
体重:不明
特色/力など:身軽な動き、手や額から放つ破壊光線、ずる賢い性格
声:新井一典(あらい・かずのり)