KAIJIN

しざーずじゃがーシザーズジャガー

登場作品
仮面ライダー THE NEXT
初登場回/初登場作品
『仮面ライダー THE NEXT』(2007年10月27日公開)

説明

秘密結社「ショッカー」に所属する、ジャガーとハサミの合成改造人間。

特殊強化服を着用し、ジャガーの顔を模したマスクをかぶることで、シザーズジャガーとしての姿に変わる。

コンクリートの壁をも容易に切り裂く巨大なブレードを武器とし、基本的にはこれを両腕に1本ずつ装着して戦う。左右を合わせて巨大なハサミとしても扱えるほか、使用しないときは自在に収納できる。またジャンプ力や敏捷性に優れ、格闘戦ではアクロバティックな動きで相手を翻弄する。

誕生経緯やベースとなった男性の詳細は不明だが、表向きは地下にショッカーのアジトがあるレストラン「LEGEND OF GATHERING」のオーナーを務めていた。

ショッカーが肉体改造用ナノロボットを開発すると、IT企業「エクサストリーム」を標的としたナノロボットの散布実験を指揮。この際、指示に従わなかった社員1名を自ら処分している。また、この実験ではナノロボットによる改造に適応した社長の風見志郎と秘書の女性が、それぞれ改造人間ホッパーVersion3、チェーンソーリザードとして組織に加わり、シザーズジャガーの部隊と入れ違いに現場を離れた風見ちはるが、のちに怪物化することになる。

その後、ショッカーは日本全土にナノロボットを散布し、改造人間を大量に作り出す計画を始動。シザーズジャガーは、海外支部で生産されたナノロボットの受け取り、及びトレーラーによる地下アジトへの輸送を指揮するが、そこへ計画を阻止せんとする仮面ライダー1号=本郷猛、さらに一文字隼人=仮面ライダー2号が現れる。シザーズジャガーは自ら応戦するも、ふたりを撃退できぬままトレーラーはレストラン「LEGEND OF GATHERING」に到着。待機していたチェーンソーリザード、ショッカーライダー、戦闘員らが1号、2号を迎撃するなか、シザーズジャガーはナノロボットのケースを地下アジトへ運び込もうとしたが、吹き飛ばされた戦闘員にぶつかってケースを落してしまう。

すると、1号、2号の撃退が先決と判断したか、シザーズジャガーもそのまま迎撃に参加。能力を遺憾なく発揮し、1号と2号を圧倒、追い詰めていった。

ところが、ショッカーからの離反を決意した仮面ライダーV3=風見が現れて形勢が逆転。戦闘員やショッカーライダーたちが次々と倒されていくなか、シザーズジャガーは奮闘を続けたが、1号と2号が協力して放った「ライダーダブルキック」、続けざまにふたり同時のアッパーカットを受けてしまい、爆散した。


身長:174.0cm

体重:69.0kg

特色/力など:両腕のブレード、変幻自在の動き

声:田口トモロヲ(たぐち・ともろを)

変身者

  • シザーズジャガー

関連人物

  • 本郷猛(THE NEXT)

  • 一文字隼人(THE NEXT)

  • 風見志郎

  • 風見ちはる

  • チェーンソーリザード

  • 会社員

  • エクサストリームの社員たち

関連怪人

  • チェーンソーリザード

  • ショッカーライダー

  • ショッカー戦闘員(THE NEXT)