どらすドラス

- 登場作品
- 仮面ライダーZO
- 初登場回/初登場作品
- 『仮面ライダーZO』(1993年4月17日公開)
■説明
ネオ生命体が、自身の本体でもある銀色の球体を核として生み出した怪人。
スクラップ置き場の廃材を利用してボディを構築しており、生物と機械を融合させたバッタのような外見をしている。
右肩には分子破壊光線「マリキュレイザー」を装備。3つの発射口から強力なレーザーを放射し、透視能力や過去の記憶を映し出す高性能ディスプレイ「ドラスビジョン」と連動しており、正確無比な射撃を行うことができる。
右腕は高速射出可能な「ロケットアーム」となっており、これで離れた敵への強烈なパンチの一撃を放つ。
臀部には、先端が鋭く尖った伸縮自在な尻尾「ドラステール」を備え、標的に突き刺すほか、触手のように巻き付けて捕縛することもできる。
また、身体の一部を失っても、ネオ生命体が生きている限り、周囲の物体を吸収、利用することで再生が可能。さらに自身から核を分裂させて別の怪人を生み出すこともできる。
このように完璧な能力を持つようではあるが、肉体に大きなダメージを受けると一時的に機能を停止したり、高圧電流を浴びると、その部分が電子分解を行い欠損してしまうという弱点もある。
望月博士の息子である望月宏を拉致するために行動開始。それを阻止すべく立ちはだかった仮面ライダーZOと戦った。
初戦闘時には様々な武装を駆使してZOを追い込むも、切断された電線を利用されて足に電流を流されてしまう。これにより左足を失い、動けなくなったところに専用マシンのZブリンガーによる突進攻撃「Zブリンガーアタック」の直撃を受けて吹き飛ばされ、鉄骨に串刺しとなって動きを止めた。
その後、再起動したドラスはコウモリ男とクモ女を生み出して宏を追わせ、自身はネオ生命体のアジトである研究所に帰還。のちにZOが現れると、宏と望月博士が見守る前で再びZOと激突し、激しい攻防の末にZOを体内に取り込み、ドラス(赤)へと進化を遂げる。しかし、宏が持っていた時計から思い出の曲が流れ出すと動きを停止。その隙に体内からZOが脱出してドラスの姿に戻ってしまうと、反撃する間を与えられることなくZOが放った必殺の「ZOキック」を受けて消滅した。
身長:204.0cm
体重:94.0kg
特色/力など:全身に武器を内蔵、再生能力