KAIJIN

くもおんなクモ女

登場作品
仮面ライダーZO
初登場回/初登場作品
『仮面ライダーZO』(1993年4月17日公開)

説明

ドラスによって生み出された怪人。

その表情は凶悪で、大きく裂けた口からは数多くの鋭い牙がのぞく。

巨大な蜘蛛の下半身と女性の上半身が合体したような姿をしており、節で繋がった4本の細い脚で身体を支え、腕先には鋭い爪のような3本の指が、両肩部からも長大な鎌の刃のような細長い補助腕が伸びている。細身の身体ながら手足には強力なパワーを秘めており、大人ひとり程度なら軽々と持ち上げ、そのままジャンプして高所へと移動できるほど。

多くの朽ちた柱の間にクモの巣が張り巡らされた、自身の戦闘フィールドとも呼べる異空間を作り出す能力を持つ。現実世界では小さなクモの姿で行動し、獲物が現れたらエネルギー波を発射して、異空間へと引きずり込む。

口腔部から粘性の糸「アラクノイドウェッブ」を放射し、これを獲物に巻き付けて動きを封じ、鋭い爪で攻撃を仕掛ける。

ネオ生命体を創造した望月博士の息子、望月宏を狙っていたドラスが、仮面ライダーZOとの戦いに敗れてエネルギー不足に陥ったため、引き続き宏を追跡、拉致する目的で、ドラスの体組織の一部からコウモリ男とともに生み出された。

誕生直後から宏を拉致すべく行動を開始し、コウモリ男の魔手から逃げてきた宏と東松館道場の師範代、玲子を異空間へと引き込んだ。

ふたりにアラクノイドウェッブを巻き付け捕獲するも、仮面ライダーZOが異空間に出現して戦闘に突入し、一進一退の攻防を繰り広げた。最後は肩口から伸びる補助腕を折られ、それを腹部に深々と突き刺されて力尽き、その亡骸は小さなクモへと変化した。


身長:257.0cm

体重:70.0kg

特色/力など:異空間を作り出す、口から粘性の糸を噴出

関連人物

  • 望月宏

  • 玲子

関連怪人

  • ドラス

  • コウモリ男