CHARACTERS

もちづき ひろし望月宏

登場作品
仮面ライダーZO
初登場回/初登場作品
『仮面ライダーZO』(1993年4月17日公開)

「本当なんだよ、お爺ちゃん。信じてよ!」

プロフィール

種族:人間

性別:男性

年齢:不明

職業・身分など:小学生

家族など:望月博士(父)、望月清吉(祖父)


 演:柴田翔平(しばた・しょうへい)


説明

望月博士の息子。

「望月遺伝子工学研究所」の所長だった父から贈られたオルゴール付きの懐中時計を大事にしていたが、研究所で父が研究していたネオ生命体に聞かせて父に咎められた際に落としてしまい、壊れて鳴らなくなってしまった。その父は、突然2年前に失踪し、以後は祖父の望月清吉と暮らしている。

ある日、学校からの帰りにネオ生命体が生み出した怪人ドラスと遭遇。逃げ込んだ廃ビルで追い詰められてしまうが、駆け付けた仮面ライダーZOに救われる。自宅に逃げ帰った宏は、祖父の望月清吉に事情を話すも信じてもらえず、さらに現れた麻生勝に声を掛けられて驚き、通っている「東松館道場」の玲子のもとへ逃走。ここでも怪物の話は信じてもらえなかったが、ほどなくコウモリ男が現れて宏の話は真実だと証明された。

宏は、勝に促された玲子に連れられてその場を逃げ出すが、林のなかでクモ女が変化したクモに遭遇。玲子ともども異空間に吸い込まれて襲われたが、駆け付けたZOがクモ女を撃破する。異空間から抜け出せた直後、宏はまたも飛来したコウモリ男に拉致されたが、追ってきたZOによって無事救出され、駆け付けた清吉や合流した玲子らとともに自宅へ戻った。

その後、清吉と勝の会話を耳にした宏は、父がネオ生命体を使って自分を狙っているという勝に反発。怒って家を飛び出し、懐中時計を投げ捨てようとするが、追ってきた勝に制止される。「壊れて鳴らないからいらない」と、時計を勝に押し付けた宏だが、勝が時計を握って念を込めると壊れていたはずの時計のオルゴールが作動。勝が察したという父の想いを聞かされ、宏は勝が本当に信頼できる人間だと理解する。直後、宏は父の姿を目にしてあとを追うが、それはコウモリ男の擬態であり、宏はネオ生命体が潜む施設へ拉致されてしまう。

気絶していた宏は、駆け付けてコウモリ男を撃破したZOに起こされ、機械と一体化された父と再会。自分を狙っていたのは勝手に動き出したネオ生命体だと知った。直後、プールから現れたネオ生命体がドラスへと変化し、立ち向かったZOが苦戦して変身が解け、宏は勝がZOだったと知る。驚きながらも、宏は父の助言に従ってプールの破壊を試みるが、光線を放ったドラスに阻止されてしまう。

その後、ふたたび変身したZOはドラスに吸収されてドラス(赤)へと変貌。ドラス(赤)により博士は機械の中から引きずり出され、宏もドラス(赤)に首を掴まれ絶体絶命の危機に陥るが、ポケットからこぼれ落ちた時計が鳴り出し、これを耳にしたドラス(赤)の動きが停止する。すかさず宏が呼びかけると、意識を取り戻した勝がZOの姿でドラス(赤)から分離。即座にドラス(赤)を撃破したが、父は機械なくして生きられない体にされていたため、宏は父との悲しい別れを余儀なくされる。

直後、宏はZOに連れられ爆発し始めた施設から脱出。変身を解いた勝の手で自宅の近くまで送られ、迎えに現れた清吉と合流した。勝との別れを察し、寂しそうな顔を見せた宏だったが、勝に励まされつつ彼の上着をプレゼントされると、どこへともなく去っていく彼を笑顔で見送るのだった。

関連アイテム

  • Zブリンガー

関連人物

  • 麻生勝

  • 玲子

  • 黒田

  • 西村

  • 宮崎

  • 望月博士

  • 望月清吉