CHARACTERS

あそう まさる麻生勝

登場作品
仮面ライダーZO
初登場回/初登場作品
『仮面ライダーZO』(1993年4月17日公開)

「この音は何だ。俺はいったい、どこにいるんだ?」

プロフィール

種族:人間→改造人間

性別:男性

年齢:25歳

職業・身分など:望月遺伝子工学研究所の元所員

家族など:不明


 演:土門廣(どもん・こう)


この人物が変身する仮面ライダー

仮面ライダーZO


説明

仮面ライダーZOに変身する青年。

もともとは望月博士が所長を務める「望月遺伝子工学研究所」の所員だったが、望月博士によって改造人間第1号の被験者にされてしまう。研究所から逃走した勝は、彷徨っていたとある山中で落雷に遭い、たどり着いた洞窟で4年間眠り続けていた。この間、勝の身体は大自然のエネルギーを吸収し続け、これにより仮面ライダーZOとして覚醒することになった。

ある日、勝に「ネオ生命体から宏を守れ」という何者かからの思念が届き、目覚めた勝は望月博士に会うべく研究所へ向う。研究所に博士の姿はなかったが、勝はドラスに襲われた博士の息子、望月宏の思念をキャッチし、仮面ライダーZOに変身しつつ彼のもとへ急行。どうにかドラスを撃破するが、この間に自宅へ戻った宏を訪ねたところ、怪物に襲われて怯える宏に不審者だと誤解されてしまった。

勝は誤解を解くべく宏を追い、彼が逃げ込んだ「東松館道場」の玲子、黒田、西村、宮崎らと出会う。直後、ドラスが放ったコウモリ男が来襲。勝は宏を連れて逃げるよう玲子たちを促し、自身はZOに変身してコウモリ男と激戦を繰り広げる。

その後、逃走中にクモ女に捕獲された宏と玲子を救出すべく、クモ女と激突。これを撃退するも、直後またも飛来したコウモリ男が宏を掴んで飛び立ったが、ZOは宏の奪還に成功。そこへ宏の祖父、望月清吉が現れると、変身を解いた勝は玲子たちとともに宏を自宅へ送り届け、望月博士について清吉と会話する機会を得た。

清吉は博士の研究について何も知らなかったが、勝は差し出された「N細胞記録FILE」を確認。自身が「より強く、感情などに惑わされない完全な生物を作りたい」と望んだ望月博士の実験台にされ、バッタの遺伝子を用いた改造手術を施されたことを思い出す。勝は、博士が研究していた「ネオ生命体」について明かし、それが宏を狙う怪物だろうと推測する。しかし、博士が宏を狙う理由はわからず、清吉に反発されたうえ、会話を耳にした宏も怒って研究所を飛び出していく。彼を追った勝は、博士から贈られた懐中時計を捨てようとしていた宏を制止し、壊れて鳴らないという時計を手に取ると、念を込めて時計を修復。さらに、時計が奏で始めた曲が勝が改造人間として目覚めた際に耳にしたものだったことから、勝は宏に対する博士の想いを察し、それを博士に代わって告げることで、宏からの信頼を得るのだった。

直後、宏は望月博士に擬態したコウモリ男に惑わされて拉致され、これを追った勝は現れたドラスに阻止されてしまう。しかし、飛来したバッタを通じて宏の居場所を掴むと、ZOに変身しつつバイクで急行。たどり着いた研究施設で、機械と融合されていた博士から真実を明かされる一方、コウモリ男、ドラス、ネオ生命体との決着をつけることになった。


戦闘時の決め台詞など

「宏君は怪物に狙われている。だからガードしていただけだ」

「早く宏君を連れて逃げるんだ。行け!」

「みんな一生懸命生きてる。愛し合いながら。これを壊しちゃいけない」

関連アイテム

  • Zブリンガー

関連人物

  • 望月宏

  • 玲子

  • 黒田

  • 西村

  • 宮崎

  • 望月博士

  • 望月清吉