すどう けんいち須藤健一

「先生、大変です。怪人が出たんだ！」

■プロフィール

種族：人間

性別：男性

年齢：不明

職業・身分など：不明

家族など：不明

　演：半藤浩

■説明

児童養護施設「みどり学園」で暮らす少年。

両親を亡くしており、似た境遇にあるほかの子供たちと生活している。

遊びに出た公園で子供たちを襲った秘密結社「デストロン」の怪人吸血カメレオンを目撃。学園に戻って木村先生に知らせるも信じてもらえず、学園の友人たちからは嘘つき呼ばわりされたうえ、「嘘つきは泥棒の始まり」として彼らが失くした私物を盗んだ犯人にされてしまった。その後、傷心の健一はひとりお気に入りの場所へ出かけてハーモニカを吹き始め、これを耳にして現れた風見志郎と出会う。健一が吹いていたのは、父に教えてもらった「埴生の宿」。志郎にとっても亡き妹との思い出の曲で、ふたりは束の間の交流を楽しんだ。

後日、ひとり港でハーモニカを吹いていた健一は、現れた秘密結社「デストロン」の戦闘員に狙われた。曲を耳にしていた志郎が駆け付けるも、続いて吸血カメレオンが出現。戦闘員に捕まっていた健一は人質にされ、志郎は手を出せなくなってしまうが、そこへ現れた結城丈二に救われる。その後、健一は志郎をみどり学園へ案内し、彼には「少年仮面ライダー隊」の通信機が渡された。志郎は木村先生と会ったのち帰って行ったが、直後に吸血カメレオンが現れ、学園の友人たちが吸血鬼にされて操られてしまった。無事だった健一は、異変に気付いた木村先生に助けられて学園を脱出。港に隠れて少年仮面ライダー隊本部に連絡した。その後、学園の子供たちに追い立てられた志郎が港に現れ、続いて立花藤兵衛、珠純子らに健一の件を聞いたライダーマンも到着。健一がライダーマンに保護されて避難したのち、吸血カメレオンは仮面ライダーV3に撃破され、学園の子供たちも元に戻った。その後、友人たちが失くした私物は、学園で飼われている愛犬シロが集めていたと判明。健一は謝罪した友人たちを笑って許し、彼らと仲直りできたのだった。